失敗を引きずるな!切り替えスイッチを作ってリフレッシュ!
「司会者のこだわり」第27弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は「失敗を引きずらない」ことについてお話しします。
- 失敗を引きずらない!
- 切り替えスイッチを作ろう!
前回の記事
失敗を引きずらない
舞台は生き物
失敗を引きずらないってどういうこと?
舞台は生放送でお届けしています。
つまり、一種の生き物です。
生き物なの?
比喩ですけどね。
生き物だから、常に変わっていきます。
失敗で落ち込んでいては、その変化していく状況についていけず、まだ新たな失敗をしてしまうんです。
司会してて失敗することってあるの?
たくさんありますよ!
たとえば?
実体験(名前の間違い)
私が一番失敗した、と印象に残っている苦い記憶は『人の名前を間違える』ことです。
喋る言葉を間違えるのは仕方なくない?
たくさん話しているんだから、少しくらい間違えても許してくれるわよ
紹介文を、少し間違えるくらいなら、いいんですけどね。
人の名前を間違えるのはとても失礼なことなので、司会者としてはすごく反省することです。
まぁ、そう言われればそうだけど
しかも司会者が紹介する人は、タレントさんやスポーツ選手など、ファンがいる方です!
舞台を見に、ファンの方がいらしていることも、よくあります。
あー、そこで名前を間違えるのは、ひどいね
私も逆の立場なら怒りますよ!
自分が好きなアーティストの生放送で、MCが間違って名前を呼んだら「もっと予習してこいや!」ってなります。
珍しく言葉遣いが悪いわね・・・
・・・コホン!
失礼しました。
取り乱してしまいました。
それくらい、司会者として気を付けないといけない、ってことだね
そうなんです。
ですが、人間ですから、間違える時は間違えます。
そりゃそうね
そんな時に、いかに気持ちを切り替えられるかが、重要になります。
切り替えスイッチを作ろう
やる気スイッチとルーティン
失敗を引きずって、元気がなくなる。
失敗を引きずって、次の行動が遅れる。
失敗を引きずって、また失敗する。
学校でも仕事でも、誰でも経験があるのではありませんか?
あるなぁ。分かる
むしろ、経験ない人なんて、いないんじゃない?
でも、どうしたら気持ちを切り替えられるの?
そうよね。簡単に失敗を忘れられるなら、苦労はないわ
これは人それぞれ違いがありますが、切り替えのスイッチとなるルーティンがあるといいようですね。
切り替えのスイッチ?ルーティン?
分かりやすく、たとえて説明しましょう。
有名な言葉を言うと、『やる気スイッチ』です。
あ!聞いたことある!
物事を始めるのに腰が重くなるのは、誰しも同じです。
そこで、自分なりのやる気スイッチを設定するんです。
それを押したらやる気が出るような、自分だけのスイッチね
それをどうやって押すの?
押す方法がルーティンです。
日本では、ラグビーの五郎丸選手の所作によって、一躍有名になった言葉ですね。
イチロー選手や前田健太選手に見られるように、スポーツ選手はルーティンをよくやっています。
何かをする前に、必ず決まった動作をするのよね
それを自分の生活にも、取り入れるんです。
たとえば、何かをやる前に必ず、屈伸運動をするようにします。
屈伸・・・?
膝の曲げ伸ばしですね。
それを続けていると、次第に屈伸運動をするだけで「何かをやろう!行動しよう!」という気持ちになるというわけです。
く、屈伸運動、スゲー・・・!
バカね、屈伸運動はたとえでしょ!
運動でなく、匂いや視覚などの別の五感に、働きかける方法もあります。
いずれにしても、このように自分の中で切り替えのスイッチを持っていると、意識の切り替えを素早くできるというわけです。
その切り替えのスイッチを、失敗した時に使えるように持っておけばいいってことね!
司会していて、失敗するたびに屈伸するの・・・!?
だから、たとえだってば・・・
まぁ、それでもいいですけどね。
舞台袖に引っ込めば、関係者しか見てませんし。
実際には、どんな切り替えのスイッチを持っているの?
私は根がネガティブで、物事を引きずりやすい性質なんです。
だから完全に切り替えられるほど上手くはありませんが、参考程度でよければお話ししましょう。
屈伸でしょ!屈伸!
もう・・・!
自分の切り替えスイッチ
私は失敗した時はいつも、心の中の師匠と対話しています。
師匠?
以前に名前くらいなら、話したことありますね。
50年近く司会をしている、北海道で随一の男性司会者です。
心の中で対話?
「こういう時、師匠ならなんて言うかな?」って考えて、心の中で師匠に相談するんです。
それに答えるのは自分が考えた師匠でしょ?
まぁ、言ってしまえばそうですけどね。
気持ちの問題です。
それで気持ちを切り替えられるってことは、師匠は失敗を許してくれるのね
とても優しい師匠ですから。
「そんなことを気にしていては司会者なんてやってられませんよ!」
とか
「その程度の失敗は私もたくさんしましたよ」
とか
「もっと慶舟くんの良いところを出していけばいいんです」
とか、私を勇気づけてくれる言葉ばかり言ってくれます。
素敵な師匠ね・・・!
え?でも現実じゃないんでしょ?
・・・もう!信っじられない!
切り替えのスイッチだから、現実じゃなくてもいいんですよ。
実際に、そういう優しい師匠ですからね。
と言いますか。
師匠が隣にいて一緒に舞台に立っている時でも、心の中の師匠と対話して慰めてもらってますよ、私は!
それはどうかしら・・・
まとめ
- 失敗を引きずらない!
- 切り替えスイッチを作ろう!
「失敗を引きずらない」ことについてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ
私も切り替えのスイッチを探そっかな!
探すというより、作ると言った方が正しいですけどね。
僕はもう決めてるよ
え!なになに?どんなの?
まばたきを1秒間で10回するんだ!
・・・あんた、ちゃんと現実を見なさい
難しいことの方が、効き目ありそうじゃない!?
・・・本当にやんなさいよ
以上
「失敗を引きずるな!切り替えスイッチを作ってリフレッシュ!」でした♪