問題集の使い方(数学編)~問題集は一冊だけあればいい!~
「正しい勉強の仕方」第11弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は問題集の使い方(数学編)をお話しします!
- 一冊の問題集をやり込もう
- 答えを覚えるくらい問題集を解こう
- 間違えた問題を重点的に解こう
前回の記事
問題集の使い方
問題集は一冊だけあればいい
問題集の使い方って?
問題を解いていくだけじゃないの?
もちろん、問題がたくさん載っているから、問題集と言うんです。
ですが、その使い方は問題を解いていくだけではありません。
問題を解く以外に何に使えるんだろう?
色々ありますよ!
- 参考書代わりに使って解法を覚える
- 問題慣れをする
- 自分の苦手な問題を見抜く
ざっと挙げただけでもこれだけあります。
ただ問題を解けばいいわけじゃないのね
そこを勘違いしてしまう人は多いです。
なので何冊も問題集を購入してしまう人もいます。
ですが、問題集は何冊もやればいいというわけではありません。
極論、「これぞ!」という一冊をやり込めばいいんです。
私も学校で購入した問題集だけを使っていました。
それでいいんだ!
もちろん学校で購入する問題集が合わない方もいます。
購入する問題集のレベルも学校によりけりなので、志望校に合わないことがありますからね。
問題集の選び方とは少し違いますが、参考までに。
答えを覚えるくらい同じ問題を解く
それでは、一冊の問題集をどのように使っていくかお話ししましょう。
うん、お願い!
問題集ですから、問題を解きます。
ですが問題に正解できたとしても、その時のふとした閃きで、たまたま正解できる場合があります。
あるね。なんで解けたか分からないけど、できちゃった時
あるいは、正解までの流れが100%合っていたわけではないけれども、正解できる場合もあります。
記述式じゃなければ、答えさえ合ってればいいものね
一度問題を解いて満足していたら、そのような問題が実際の試験で出てきた時に、今度は解けない可能性があります。
こと受験に関していえば
試験で100%を出すために、普段の勉強はあります。
なので偶然正解する、もしくは偶然間違える、といったことをなくすために、同じ問題でも何度も何度も解きましょう。
何度も、同じ問題を解くの!?
それこそ、問題を覚えてしまうくらいにです。
問題を見たら正解までの流れも頭の中に思い浮かぶくらい、問題をやり込んだら完璧です。
問題をやり込む、って・・・すごい発想ね
もちろん、答えを暗記することではありませんよ。
解法を覚えて正答までの流れを把握することが重要なんです。
間違えた問題を何回も解く
問題集を解いていて、間違えることがありますよね。
そりゃあ、最初から全部はできないよ
間違えると言うことは、その問題は自分にとって何か苦手なところがあった問題ということなんです。
苦手なところ?
一言では言えません。
苦手なジャンル・苦手な出題方法・苦手な公式利用などなど、色々な意味で苦手な問題、ということです。
問題文自体が理解できない時もあるわ
苦手な問題って、人それぞれ違いがあるんです。
たとえば、最初に問題を解こうとして、分からずに解答を見てなんとか理解をします。
その後また問題を解こうとしたら、解答をみたばかりなのに答えが書けない、なんてこともあります。
あ、ある!
分かったつもりで、理解していなかった、ってことね
答えを見た直後でも分からないんですから。
問題集で一度やった問題を、時間を空けて再度解こうとした時に、同じ問題を間違えてしまうことはよくあります。
あるなぁ。テストの時に、あ~やった問題なのに!みたいなことね
そんなことを克服するにはどうするか。
たとえば、1ページ問題を解いて、間違えた問題にはチェックをするんです。
ふんふん。それで?
問題を間違えるごとにチェックをしていきます。
そして間違えた問題を解けたら、今度は解けたマークをします。
問題集に・・・間違えたチェックと
間違たけど次には正解したマークが付くわね
そうすることによって、自分の苦手な問題が分かり、それを乗り越えた自信もつくんです。
一目瞭然で苦手な問題が分かるのは、とても便利ですよ。
正解したマークが付くまで、二回でも三回でも、何回も挑戦しましょう!
時間節約の問題集復習方法
答えを覚えるくらい同じ問題を解くと、上で説明しました。
ですが、受験生にとって時間は貴重です。
簡単に解ける問題を何回もやるのは、貴重な時間がもったいないですね。
そうだなぁ。絶対に自信持って解ける問題を何回もやってもね
極論「1+1は?」を何回もやっても意味ないわよね
そこで、時間を節約したい時の方法をお教えしましょう!
なになに?
間違えた問題だけをもう一度やるんです。
二回目、三回目に挑戦した時に、正解することができていても、です。
え?最初は間違えていても、後でちゃんと正解できた問題でしょ?
それが、前に正解したのに、また間違えることもあるんです。
そこまで苦手な問題といういことで、自分の苦手な部分が明確に分かりますね。
時間がないからこそ、苦手なところを重点的にやるのね
それをフォローすることができるので、効果的な時間の使い方ができます。
試験直前のわずかな時間でも、間違えた問題をチェックしておけば、このようにしてパッと復習することもできます。
試験直前は、休み時間の10分くらいしかないもんね
まとめ
- 一冊の問題集をやり込もう
- 答えを覚えるくらい問題集を解こう
- 間違えた問題を重点的に解こう
今回は説明しきれませんでしたが、他にも『答えから問題を逆算』『自分で問題を作れるようになる』といった問題集の使い方もあります。
また別の機会に紹介しますね。
一つの問題集をやり込むことのメリットをお分かりいただけたでしょうか?
たくさん問題集を買わなくていいから、お母さんが助かるわ
・・・
どうしたの?
問題集を買うためにお母さんからもらうお金・・・
それがどうしました?
問題集を買ったふりして、自分の好きなことに使えなくなっちゃう!!
・・・とんだ親不孝者だわ
以上
「問題集の使い方(数学編)~問題集は一冊だけあればいい!~」でした♪