『できる』ことは『できる』と自信を持とう!~滑り止め受験
「正しい勉強の仕方」第37弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は『実力を把握すること≒傲慢』についてお話しします。
- 『できる』ことは『できる』と自信を持とう
- 学力把握が滑り止め受験校を選ぶ指針になる
- 目標や予定を立てるのにも必須
前回の記事
言葉の説明
『≒』とは?
『≒』って何?
まずはそこからですね。
『=ではない』
つまり、「≒の左側と、右側は、同じではない」ということです。
と言うことは『「実力を把握すること」は「傲慢」ではない』ってこと?
そういうことになります。
どういうこと?
説明していきましょう。
『滑り止め』とは
まず、『滑り止め』は分かりますね。
雨や雪で、滑らないようにすること?
あんたバカ?これは勉強の話なんだから、受験に決まってんじゃない
ちょっとボケただけだよ!
本命の志望校に落ちた時の保険として、ランクを落として絶対に合格する学校を受験することを、『滑り止め』と言います。
この滑り止め受験ですが、自分の実力を把握していないと、受験校を選ぶところでつまづいてしまいます。
絶対に受かるところを選ぶんだものね
受験に絶対はないんですけどね。
当日何かしら事故が起こったり、不調になったり、可能性は様々あります。
それらはしょうがないとしても、基本的には99%合格できる学校を、滑り止め受験として選ぶのが大事です。
そう言えば、前に『自分の実力を把握しよう』ってブログで書いてたよね
これですね。
そうそう。それで把握した実力を元に、滑り止めの受験校を選ぶのね
そういうことです。
あれ?じゃあ、もう今回話すことないね
そうね。前のブログを見れば、内容は分かるし
『失敗しない滑り止め受験の仕方!』
って内容でブログを書くのも面白そうですが、今回は『実力を把握すること≒傲慢』という内容です。
実体験に基づいて、これからお話ししていきましょう。
実力を把握
『できる≒傲慢』の実体験
私自身の受験の体験談ですが、早稲田大学や慶応大学には、絶対に合格できると思っておりました。
急にどうしたの?
前にもブログで言ってたよね
模試の成績からしても、普通に受験すれば、落ちようがなかったんです。
これは、自分に取って当たり前のことでした。
え?なんか腹立つ
そうやって、いらぬ反感をよく買っていました。
しかし、プロ野球のピッチャーが「140kmの球を投げられる。当たり前」と言ったり、プロサッカー選手が「リフティング50回できる。当たり前じゃん」って言うのを、想像してみてください。
まぁ・・・プロなら、できて当たり前のことを言ってそう
それと同じ感じです。
「『できる』ことを『できる』」と言っているだけで、そこには自慢も傲慢もありません。
それが腹立つよね
そうですね。
こんなことばかり言っていると、人知れず、他人に嫌われてしまいます。
そりゃそうよ
初めに気付かされたのは、自分が「早慶に楽勝で合格できると思う」と母に話した時でした。
「傲慢になってはいけない!」と、母に諭されたんです。
諭される?
いけないことだと教えられた、ってことでしょ
思ってもみなかった反応に、私は驚きました。
「当たり前のことを当たり前と言って、なぜいけないと言われるのか?」と。
なんか、腹立つのを通り越して、可哀想になってきたよ・・・
うん・・・勘違い野郎だよね
私も社会に出てから、そういった人間の機微を学びました。
自分にとって当たり前のことでも、他人からすると偉そうに聞こえることがあるんです。
まぁ、今は気を付けているならいいんじゃない?
当時はそれに気付けていませんでした。
「早稲田は楽勝でしょ」って話していたら、同じクラスの早稲田志望の友達に「そういうこと言うなよ」って言われた思い出があります。
友達が正しいと思う!
とは言っても。
人前で気を付ければいいことであって、自分が受験する学校を選ぶ時に、人目を憚る必要はありません。
自分の実力から『できることはできる』と判断して、堂々と滑り止めの学校を選びましょう。
それは決して『傲慢』ではありません。
実力把握のメリット
受験勉強していく中で、自分の実力を掴むことは大事です。
今の自分に何が足りないか。どこが苦手か。
逆にどこが得意で、長所は何か。
そんなに大事なことなの?
それらを自分自身で判別していかないと、受験勉強の目標や予定が立ちませんからね。
あ!そっか!
今週はこの苦手を克服する勉強をしよう。
今月はこの得意分野を極めよう。
こういった目標や予定は、自分の実力を把握して、初めてできることです。
確かに、そうだね
そしてそのように勉強していくと、自分にとっての滑り止め受験先は、自然と見えてきます。
むしろ見えてこなければ、自分の状況があやふやなまま、勉強していることになります。
それはまるで霧の中を彷徨っているかのよう。
暗中模索、五里霧中。
『目標がない前進はただの迷走』です。
名言!
滑り止め受験先を決めるためには、自分の学力や残された勉強時間など、自分の置かれている状況をまず判断しましょう。
まとめ
- 『できる』ことは『できる』と自信を持とう
- 学力把握が滑り止め受験校を選ぶ指針になる
- 目標や予定を立てるのにも必須
『実力を把握すること≒傲慢』についてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
「『できる』ことは『できる』」ね
わざわざ人に言うことはありませんが、自分の中ではしっかりと、確立しましょう。
僕は自分にできることを、堂々と言っちゃうよ!
あんたにできることなんて、あんの?
ひどい!
冗談よ。それで、何ができるの?
聞いて驚かないでね!僕は『息をすることが・・・』
息ができるとか、寝ることができるとか、赤ん坊でもできることは言わないでね
・・・っ!
どうしたのよ。早く言いなさいよ
ぼ、僕は・・・!
ほら、早く
辛いことがあっても、泣かないでいられるんだぁぁぁ!!
半泣きじゃない
以上
「『できる』ことは『できる』と自信を持とう!~滑り止め受験」でした♪