滑り止め受験で受験本番の練習をしよう!~経験は大きな利点
「正しい勉強の仕方」第38弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は『滑り止め受験で本番に慣れるメリット』をお話しします。
- 経験することは大きな利点
- 受験当日の朝起きる感覚をつかもう
- 受験校に行く経験をしよう
- 大学の教室の雰囲気に慣れよう
前回の記事
本番のために予行演習
受験も経験することが大事
スポーツの世界でも、囲碁将棋などの盤上の世界でも、練習をして本番に臨むことで、最も実力を発揮できます。
突然、どうしたの?
まぁ聞いてください。
経験したことない物事よりも、経験したことがある方が、誰だって落ち着いて事に当たることができます。
それはそうよね
受験も同じです。
普段から模試を受けるのも、一面では受験本番の予行演習をしていると言っても、過言ではありません。
まぁ、そうかも知れないね
それで、本題は?
つまり、受験も本番のために練習をしよう、ということです。
滑り止め受験で本番に慣れよう
それが模試なんじゃないの?
いいえ、模試はあくまでも、模試。
受験本番の、ピリッとした雰囲気を感じることはできません。
もちろん模試も、ある程度の予行演習にはなりますが、もっとよい予行演習があります。
模試よりもいいこと?
それは、受験です。
受験って、本番じゃん!
もっと詳しく言うと、滑り止め受験です。
なるほど。本番前の、受験ね
そうです。
滑り止め受験をすることで、受験本番の雰囲気を、肌で感じることができます。
メリットを説明していきましょう。
滑り止め受験のメリット
受験当日の朝を体験
まず、朝起きる感覚を掴むこと。
そんなことがメリットなの?
受験本番の朝は、なんとも言えない、緊張感と高揚感があります。
人によっては、あるいは不安の方が大きいかも知れません。
失敗できない日だもんね
部活の大会とかでも、経験した人はいるでしょう。
これを事前に体験できるのは、大きなメリットになります。
受験校に行く体験
次に、受験校に行くこと。
言うほどメリットある?
人にもよりますが、電車やバスなどの交通手段を利用して、出掛けることになると思います。
これを経験しておくことが、大変タメになります。
どうして?
受験校へ行く道は、通い慣れた自分の学校に向かうルートではないからです。
受験当日は受験校に行くために、いつもと違う電車に行ったり、あるいは全く知らない街を歩いたりします。
あぁ、そういうこともありそう
そういった時、慣れてないルートで受験校に行ったことがある、という事実が一度でもあると、大きなアドバンテージになります。
心に余裕ができそうね
他にも、受験当日に予想外のことは起きるものです。
例えば、朝は通勤ラッシュで、思わぬ混雑に見舞われることもあります。
慣れていないと、それだけで朝から体力を消費してしまいます。
あるある
電車の遅れもありえます。
ダイヤが乱れた時のため、別の行き方を調べたり、路線の調べ方も練習したりしておきましょう。
スマホアプリの使い方にも慣れないとね
天気が崩れることもあります。
色々な可能性を考えておくと、いいですね。
また、滑り止め受験校だけでなく、本命の受験校への行き方も、事前にちゃんと調べておきましょう。
大学の雰囲気を体験
そして、大学の教室の雰囲気に慣れておくこと。
雰囲気?
高校受験までであれば、そんなに気にならないことかも知れません。
しかし、高校とは雰囲気が全く別物なのが、大学です。
教室の広さからして違うもんね
大学受験の場合、事前に大学の雰囲気に慣れておかないと、実力を発揮できません。
このブログに書いた私の体験のように、大学の教室という特殊な状況下のせいで、全く集中できなくなることもあります。
大学によって細部は異なりますが、大きな印象は同じようなものです。
滑り止め受験のデメリット
ここまでメリットばかりお話ししましたが、滑り止め受験のデメリットもお話ししておきます。
大きなデメリットは、勉強時間が減ることです。
それが、そんなに大事なの?
受験生に取っては、ほんの一日とて、大切な勉強時間です。
もしも遠方まで滑り止め受験をしに行ったとしたら、泊まりなので二日も、勉強時間がなくなります。
シビアね
もちろん、受験料や交通費がかかることも、親にとっては大きなデメリットです。
滑り止め受験は、通常であれば私立受験になるので、受験料だけでも何万円もしますからね。
まとめ
- 経験することは大きな利点
- 受験当日の朝起きる感覚をつかもう
- 受験校に行く経験をしよう
- 大学の教室の雰囲気に慣れよう
『滑り止め受験で本番に慣れるメリット』について、お分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
一度経験しているのと、全く未経験なのとでは、大きな隔たりがあります。
成功も失敗も、経験してこそよね
念のため言っておきますが、滑り止め受験では受かりやすいところを、受験するようにしましょう。
滑り止めで落ちては、受験本番前に気分が悪くなります。
よーし!僕も滑り止め受験で本番に慣れてくるよ!
大丈夫?
え、何が?
滑り止めが利かなくて、転がっていきそうだから
ひどい!!
以上
「滑り止め受験で受験本番の練習をしよう!~経験は大きな利点」でした♪