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ハーバード大学受験を英語の先生に説得されて諦めた体験談

「正しい勉強の仕方」第40弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回は40回記念に「ハーバード大学受験を英語の先生に説得されて諦めた体験談」をします。

 

今回のポイント

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

 

ハーバード大学受験を決意

ハーバードか東大か

 

ハーバードって大学の?

 

それ以外のハーバードってあるのかしら?

 

ほとんどの人が名前だけは知っている、世界で最も優秀な学生が集まると言われる、あのハーバード大学です。

 

オックスブリッジやイェール(エール)、MIT(マサチューセッツ工科大学)など、優れた大学は数あれど、ハーバードが一番のイメージは強いですよね。

 

そんなすごい大学を受験しようとしたの?

 

受験しようとしたと言っても本気で志望したわけではなく、ちょっとだけ興味が出て英語の先生に相談した、ってだけの話ですよ。

 

なんだ、それだけなの?

 

まぁでも、詳しく話すと面白いこともあるので、詳しく紹介させてください。

 

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私が高校一年生の冬に、進路を決めることになりました。

私立の一貫校だったので、そのままエスカレーターで大学進学するか、受験するかの二択です。

受験の場合は、文系か理系も選ぶ必要があります。

 

漫然とエスカレーターで進学は面白くなかったので、あまり深く考えずに大学受験をすることにしました。

 

自分の人生なんだから、ちゃんと考えなよ!

 

しかし大学と言っても、どんな学校があるのか分からない

やりたいことがないから、進路も決められない

 

そんな学生は多くいそうよね

 

その時の私が知っていた大学は、ハーバード東大しかありません。

 

無知すぎない!?

 

特に受験に興味ない高校一年生なんて、そんなものじゃないですか?

私が行くことになる早稲田大学も、この時は名前すらよく知りませんでした。

 

駅伝や野球とかのスポーツを見たら、自然と知りそうだけど・・・

 

ゲームを遊んでマンガを読むことしかしない、アニメ以外のテレビとはかけ離れた生活を送る、子ども時代でしたので・・・。

 

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英語の先生に進路相談

 

ともかく、ハーバードが世界一の大学だと言うことは知っていたので、ハーバードに行ってみようと考えたのです。

何を持って世界一とするかもよく考えず、ただハーバードって名前だけで決めました

 

スゴいのか、スゴくないのか・・・

 

そこで、英語の先生に進路相談することにしました。

2001年当時は英語の先生でしたが、現在は同じ高校で学園長をしてらっしゃる立派な方です。

 

開口一番、「ハーバードに行きたい」と告げると、目を丸くして驚く先生。

そこからは、何としても私を諦めさせようとする、説得が始まりました。

 

いきなり諦めさせる説得なんてかわいそう

 

先生は「ハーバードなんて絶対に無理」と言う話を、多角的に説明します。

しかし、努力すれば何でもできると信じている私は、一向に引き下がりません。

 

話は平行線をたどります。

 

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ハーバード大学受験を断念

ハーバード大学受験に必要な項目

 

ここで、ハーバードを受験する時の審査を、紹介しておきます。

 

ハーバード大学の入学審査項目
  • 願書
  • 高校3年間の成績
  • エッセイ(作文)
  • 推薦状2通
  • SAT®(またはACT)のスコア
  • 面接

 

私が受験を考えたのは2001年です。

2020年時点で受験に必要な物が変わっているかも知れないので、いくつものサイトを調べました。

これにプラスして「追加のエッセイやスクールレポートが必要だ」と紹介している方もいましたが、表現の違いはあれど、基本的には上に紹介した項目となっております。

 

上の羅列では分かりにくいので、さらっと詳細を書きますね。

 

とにもかくにも、英語の能力は必要です。

そして学校の成績も必要です(5段階ならオール5近く)。

さらに、課外活動も重要(ボランティアや大会優勝経歴など)。

 

見てるだけでお腹いっぱいだよ・・・

 

確かに、どれも凄まじいレベルを要求されます。

しかし、当時の私は高校一年生でしたから、いくらでもチャンスはあると楽観的でした。

 

その謎の自信はどこから来るの・・・

 

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TOEFL満点でハーバード大学不合格

 

私を説得するために、先生が引き合いに出した例が、私の二つ上の先輩でした。

彼女は帰国子女と言うこともあって、TOEFLのテストで677点満点を取って、学校では有名になっていた方でした。

 

TOEFL

 

簡単に大雑把に説明すると、「海外の大学に進学したいなら、受験する必要がある英語の試験」です。

試験で獲得した点数のハイスコアが、自分の審査される点数となります。

要求されるスコアは、受験する大学によって異なります。

 

あれ?でも上のハーバード受験での審査項目にTOEFLはないわ

 

ハーバードは特別と思ってください。

 

ちなみに、ここで言う「TOEFL」とは「TOEFL PBT」のことで、日本では2007年11月に廃止しております。

 

いずれにしろ、その先輩はTOEFLで満点を取ったのです。

 

すごい!

 

どこの大学でも行けるわね!

 

それが、そうではなかったのです。

その先輩はTOEFLで満点を取る実力があったにも関わらず、ハーバードには合格できなかったのです。

 

落ちたの?

 

残念ながらダメだったようです。

彼女の学校の成績や課外活動を知らないので一概には言えませんが、テストで満点を取っても合格できないんです。

 

それでは、一体どうやったら合格できるんでしょう?

 

不可能じゃない!

 

テスト以外の審査基準や、本人の人間性を重視するんでしょうけどね。

 

私は進路相談の時点で英検2級(高校卒業相当)に合格していたので、テストだけなら勉強すれば何とかなると思っておりました。

 

謎の自信の裏付けがあったんだ

 

ちなみに私が高校三年生の秋にTOEFLを受けた時は600点(英検1級~準1級)くらいでしたから、受験直前までよっぽど英語に力を入れて勉強しないと、677点満点近くは取れないでしょう。

 

実際に受験した人の話を聞かされたのもあり、結構長い進路相談の末、私はハーバード大学受験を諦めることにしました。

 

100人中100人がそうすると思うわ

 

そういえば、二つ上の先輩は生徒会役員を務めてました。

課外活動としては評価されないのかも知れませんが、それだけ生活態度が優秀でも合格できないんですから、ハーバードは恐ろしいところです。

 

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まとめ

 

今回のポイント

 

ハーバード大学受験を英語の先生に説得されて諦めた体験談」についてお分かりいただけたでしょうか?

 

よく分かったよ!

 

ハーバードを諦めた私が言うのも何ですが、優秀な大学に行く人が人間性も優れているとは限りませんから、やりたいことができる大学に行くのが一番ですね。

 

やりたいことがない人はどうしたらいいのかしら・・・

 

それこそ、アメリカの大学を考えてみても、いいのではないでしょうか。

日本と違って、大学入学時は学部が共通になっている大学ばかりで、専攻を決めるまでに猶予がありますよ

 

ちょっとアメリカは難しいかな

 

日本で学部を選ばず入れる大学だと、東大が有名です

そうは言っても、ほぼ決まっていると言えば、決まってますけどね。

 

東大も難しいわ

 

よーし!決めた!

 

何を決めたの?

 

自分が行きたい大学は、自分で創立する!

 

は?

 

専攻を決めないで入学できる大学を、日本で創る!!

 

期待してるわ・・・

 

以上

ハーバード大学受験を英語の先生に説得されて諦めた体験談」でした♪