受験に失敗した時の乗り越え方1~負けて勝て!(蒔けて糧)
「正しい勉強の仕方」第47弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は「受験に失敗した時の乗り越え方」についてお話しします。
受験だけでなく、仕事や恋愛など、挫折した時の克服法としてお役立てください。
恋愛にも使えるのね!
少し長くなってしまったので、今回は「不合格の辛さ」や「浪人」についてお話しします。
「具体的な辛い状況の乗り越え方」や「早稲田に不合格になった結果をバネに外交官になった話」を、次回にします。
続けてご覧ください。
前回の記事
受験に失敗
不幸なことは誰にでも起こる
受験で失敗して不合格になってしまうのは、誰だって嫌なことです。
あんまり考えたくないなぁ
そうは言っても、合格する人がいれば落ちる人がいるのも事実です。
人間は「自分は大丈夫」と根拠なく思ってしまいがちな生き物ですが、いつ自分が不幸な目に遭うか分かりません。
私も、楽しいことだけ考えてたいわ
受験勉強において、合格した自分を想像してモチベーションを高めるのは重要です。
しかし、いつ何が起こるか分からないのは、何も勉強に限ったことではありません。
仕事や病気、恋愛での失敗など、艱難辛苦・愛別離苦は人生と切って切り離せません。
なんか、不安にさせようとしてる!?
いえいえ、そんなつもりはありません。
万が一受験に落ちてしまった方や、何かに失敗して苦悩にあえいでいる人のお役に立てればと思っているだけなので、これから受験の方はこの先を読まなくて結構ですよ!
不合格になった時の辛さ
不合格と一口に言っても、平行して出願している複数の私立受験に落ちた時と、本命の志望校に落ちた時とでは、受けるダメージは違うと思います。
今回は本命の、第一志望に落ちた時の話をさせていただきます。
落ちた時を想像したら……辛いわ
その時は苦しくて仕方ないでしょう。
自分が否定された気になりますし、「もっと勉強していれば……」「あの時こうしていれば……」と、後悔もします。
後悔先に立たずだけど、気持ちは分かる
周りも気を使うから、腫れもののように扱ってきたり、またはあえて明るく接してきたりと、少なからず普段と空気が変わりますよね。
そんな辛い状況なのに、浪人(仮面浪人も含む)するか、滑り止め校に進学するかの決断を迫られます。
浪人するなら予備校はどうするか、人によっては住むところはどうするか、などを早急に決めないといけません。
落ち込む暇もないわね
浪人
雌伏→負けて勝て
浪人って辛いよね
不合格になった瞬間に、1年間もの雌伏の時が決められたわけですからね。
その時点では人生の18分の1や19分の1なのですから、大人が思う1年よりも、物凄く長い1年に感じることでしょう。
不合格直後は、絶望の1年が始まると思ってしまっても仕方ありません。
掛ける言葉もないわ
毎日の朝日ですら、真っ暗に見えてしまうかも知れません。
しかし、浪人生活の1年や2年なんて、社会に出たら大した違いはないんです!
むしろ、その時に培った経験を活かして、大成している人はたくさんいます。
先ほど私が使った「雌伏」という言葉には、二つの意味があります。
[名](スル)
- 《雌鳥が雄鳥に従う意から》人に屈伏して従うこと。
- また、実力を養いながら活躍の機会をじっと待つこと。
「雌伏して時の至るを待つ」「雌伏八年」
「goo辞書より引用」
2つ目を見てください。
活躍の機会を待つってあるね
今は実力を養って、いずれ活躍すればいいんです!
この浪人生活を、自分の人生の肥やしにしましょう。
「負け」は「蒔け」
将来のために種を蒔いたと思ってください。
「勝て」は「糧」
蒔けたからこそ、実がなって糧が手に入るんです。
いい言葉だわ
「負けて勝て」です!
経歴
自分の人生の経歴に、浪人って残るの?
浪人生の中には、経歴を気にする方もいます。
ですがもちろん、浪人なんて経歴はありません。
就職の面接や他人に自己紹介する時も、「どこの学校に行ったか」「何を学んだか」ということが重要です。
よく新聞や雑誌とかで、○○年大学卒業って見るわ
「○○年高校卒業」「○○年大学卒業」って並べてあると、計算すれば浪人(留年)したと分かります。
しかしそんなことをする人は普通いませんし、浪人だと分かったからと言って、何だと言うのですか。
堂々としていればいいんですよ。
堂々としてられるかなぁ
無理して堂々としなくても大丈夫です。
ですが浪人が話題に出ることは、そんなにありません。
気にすることは、ほとんどないでしょう。
話題に出ないってことは、隠しておきたいことなんじゃない?
大したことじゃないから、話に出ないだけです。
言ってしまえば、医学部なんて3浪や4浪も当たり前ですからね。
近くの病院に行って医者の先生達にアンケートを取ってみてください。
現役で医学部に合格した人の方が少ないはずですよ。
当たり前だから、話題にならないのか……
それこそ、日本のトップクラスの学歴を持っている人が多い、衆議院や参議院を見てみてください。
東大や早慶出身の人も、浪人している人は多いですよ。
まとめ
「不合格の辛さ」や「浪人」についてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
最初にお伝えしたように、長くなりすぎてしまうので、次回に続きをお話しします。
次回は「実際に辛い状況を乗り越える方法」や、「不合格をバネに外交官になった話」を紹介します。
楽しみにしてるわ!
最後に一言だけ。
個人的には、浪人は「負け」でも何でもないと思っています。
むしろ、自分の価値を高めていけることだとすら、思います。
浪人に限ったことではなく、仕事や恋愛、人生の全ての失敗において同じです。
しかし現実に辛い状況に直面して心が弱っている人は、そんな風に思えませんよね。
そういう時は「負けて勝て」を心に刻んでください!
かの有名なエジソンの言葉にこうあります
I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward.
わたしは決して、失望などしない。どんな失敗も、新たな一歩となるからだ。
大事なのは過去ではなく、今から未来です!
以上
「受験に失敗した時の乗り越え方1」でした♪
(続きのブログはこちらです! 2020/2/18 追記)