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「問題集(ドリル)の使い方」~ノートに答えを書こう~

「正しい勉強の仕方」第58弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回は「問題集(ドリル)の使い方」についてお話しします。

 

今回のポイント問題集の答えはノートに書こう

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

問題集の使い方

過去記事を参考に

 

問題集の使い方?

 

子ども用の問題集(ドリル)の売り上げが非常に伸びているというニュースを見ました。

コロナウイルスの影響で学校に行けないので、自宅学習用の教材として買い求めているそうです。

 

親も子どもも、どっちも大変ね

 

そこで少しでも参考になればと、問題集の効率的な使い方について、紹介させてもらおうと思います。

自宅学習のやり方は、別の機会にお話しさせていただきます。

 

それではまずは、過去に書いた問題集に関する記事を紹介します。

keishu.hatenablog.com

keishu.hatenablog.com

keishu.hatenablog.com

 

紹介した過去記事でも述べているのですが、小学生や中学生の場合、基本的に学校で購入した問題集があれば、他には必要ありません

 

学校で問題集を買わされるもんね

 

進学希望先(小学生なら受験する中学校、中学生なら受験する高校)の偏差値によっては、レベルが高い問題集を買う場合もありますけどね。

 

ただしそんな学校は灘とか開成とか、全国でも一握りです。

ほとんどの生徒にとっては、学校の指定する(あるいは用意する)問題集だけで十分なんです。

 

でも、問題集の需要が増えている、ってニュースでやってたんでしょ?

 

それは、ほとんどの親御さんが、問題集の正しい使い方を知らないからです。

私が上で紹介した過去記事を読んで頂ければ、新たに問題集を買う必要はないと、ご理解いただけるはずです。

 

じゃあ、過去記事を読んで、今回の話はもう終わり?

 

いえ、過去記事で触れていない点を紹介します。

 

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答えをノートに書こう

 

私が過去記事に書いたようなことを、対面で親御さんに教えていた時のことです。

「問題集を何回も解くって言うけど、一回使ったらもう書けないですよ」

と言われたことがありました。

 

言われてみれば、そうね

 

回答欄に答えを書いちゃうんだから、もう書くとこないよね!

 

それは大きな勘違いです。

 

成績優秀者に非常に多い共通点で、「問題集の答えをノートに書く」という点があります。

 

ノートに書くの?

 

そうです。

直接問題集に答えを書き込んでしまっては、その問題集は使えなくなりますからね。

ノートに答えを書くことによって、その問題集を何度も使うことができるのです。

 

なるほど!

 

親御さんには、経済的にもメリットですよ。

問題集を1冊買うよりも、ノートを1冊買う方が、はるかに安上がりなのですから。

 

たしかに!

 

過去記事でも触れましたが、問題集に書き込むのは、答えを間違えた問題が分かる目印だけにしてください。

そうすることで、何度も問題集を使えるだけでなく、自分だけの歴史が刻まれた(苦手な問題が分かる)問題集になっていきます。

 

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宿題でドリルの提出

 

小学生の場合、学校の宿題として、ドリルの提出を求められることがあります。

 

そういう時って、みんなドリルに直接答えを書くよね

 

答えはノートに書いた方が勉強の役に立つなら、ノートを提出するようにしたらどうかしら?

 

私が知っている中でそのような取り組みをされていた先生もいますが、普通の先生はまずしません。

 

なんで?

 

勉強の役に立つんでしょ?

 

それは、答えを確認する先生の手間がかかるからです。

 

……手間?

 

現実的な話ね

 

私も自分が実際に、宿題の確認や答案の丸付けをするまでは、気付きもしませんでした。

規格(フォーマット)が統一されているからこそ、先生はスラスラとチェックができるのです。

 

そういうものなんだ

 

何人もチェックしていると、問題と答えを覚えるだけでなく、ページのどこら辺にどんな問題が配置されているかも記憶に残りますから、次第に処理時間が速くなります。

 

分かる気がするわ

 

これがノートだと、そうはいきません。

ノートの使い方は千差万別ですから、縦に答えを書いてくる生徒がいれば、横に並べて答えを書いてくる生徒もいます。

 

なるほど!

 

次から次へと確認しなければならないのに、縦書きを見たり横書きを見たり、そうなったら見づらくてしょうがありません。

 

想像しただけでも大変そう

 

そんな先生方の都合もあり、ドリルの宿題はドリル本体での提出が多いのです。

 

もっと裏話をすると、学校の先生だからと言って、学生時代に成績優秀だったとは限りません。

ただ単に、問題集の答えをノートに書くのが良いということを、知らない可能性もあります。

 

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まとめ

 

今回のポイント問題集の答えはノートに書こう

 

「問題集(ドリル)の使い方」についてお分かりいただけたでしょうか?

 

よく分かったよ!

 

問題集に直接答えを書かないことで、家計が助かるって話も面白かったわ

 

……

 

どうしたの?

 

成績優秀な人は、ノートに答えを書く人が多いって言ってたよね?

 

言ってたわね。それが?

 

……決めた!僕もこれからはノートに答えを書くようにする!そしたら成績優秀者になれるんだ!

 

……あのね。よく聞いてね

 

ん、なに?

 

成績優秀者に答えをノートに書いている人が多いってだけで、ノートに答えを書くから必ず成績優秀になれるわけじゃないのよ

 

……??意味分かんない

 

あんたは成績優秀者にはなれないわ

 

以上

「『問題集(ドリル)の使い方』~ノートに答えを書こう~」でした♪