誰だって褒められたい!褒めて伸ばそう!減点法より加点法!
「正しい勉強の仕方」第65弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は「褒める時は大袈裟なほど褒める」ことについてお話しします。
前回の記事
褒めるのが大事
今の時代は、人を伸ばすにはとにかく褒めることが大事だと言われています。
褒められると気持ち良いもんね
それは大人も子どもも変わりません。
いかに上手く人を褒められるかが、管理役職への出世の基準になる会社もあるくらいです。
そうなの?
巷にはたくさん、人を褒める術を書いた本が売ってるくらいですからね。
褒めるのは大事ですが、嘘くさくてもダメなのが難しいところです。
そのため、みんな褒め方を勉強するのです。
どんなことでも、ちゃんとやろうとしたら、勉強が必要なんだね
人の悪いところは目立ちますが、良いところはあまり見えませんからね。
常に相手の良いところを見ようと心掛けることが大事です。
そして減点法より加点法を意識しましょう。
減点法より加点法?
完璧にできるのを100点として、そこから悪いところを引いていくのが減点法です。
しかし、誰だって悪いところを数えたら、キリがありません。
良いところを足していって、0点から成長しているのを認めてあげればいいんです。
これが加点法です。
じゃあ、少しでもできたことを褒めて……
認めてあげればいいのね!
自分の体験談
一年分の宿題を一日で
子どもを教育する時も、同じことが言えます。
スパルタなんて、時代錯誤も甚だしいです。
ここで、私の小学5年生の時の体験談を紹介しましょう。
今までに何度もブログでお話ししているように、私は中学3年生まで一度も勉強をしたことがありません。
夏休みの宿題ですら、ほとんどやった記憶がないのですから。
大声で言うことじゃないよね
しかし、小学5年生の時にたった一度だけ、宿題をやったことがあるのです。
それも、一年分を一日で。
一年分!?
一日で!?
4年生が始まった時に、国語の漢字のワークが配られました。
200ページくらいあって、1ページに新しい漢字が1つあり、10回その漢字の書き取りをするワークです。
そのワークが毎週7ページくらい宿題に出されます。
1年かかって全部のページを終わらせれば、4年生で習う漢字は全てマスターできるという計算です。
小学生の時にあったなぁ、そういうワーク
そして5年生になった時に、同じ様式の漢字のワークが配られました。
今度は5年生バージョンです。
また宿題になるのね
そう、また一年かけて終わらせる予定です。
このワークを手に取った時に、私はふと思いつきました。
「一日で全部終わらせたら、みんなどういう反応をするだろう?」
すごいこと考えつくね
一度思い立ったら、もう試してみたくて堪りません。
「みんなはきっと驚くだろうから、その顔が見たい!」
そのことしか考えられませんでしたが、友達にはそんな思いは秘密にして、家路を急ぎました。
エンターテイナーね
バス通学でしたので、家に着いたのが午後の4時。
そこから、すぐにワークに取り掛かりました。
しかし、調子が良かったのは夜10時ごろまで。
あとは眠くて眠くて、もう大変です。
そりゃあまだ子どもだし……
だいたい1年分の宿題が簡単に終わるわけないわ
普段勉強をしない私が、突然机に向かって一心不乱に宿題をやるわけですから、親も心配していました。
しかし、意地でもワークを終わらせるまで寝る気はありません。
元々ゲームでもやり込むタイプだったのが、影響しているんでしょうね。
体を壊しそう
結局、全て終わらせたのは夜中の2時だったか、3時だったか。
フラフラになりながら、床に就きました。
全部終わらせたのね!偉いわ
とは言っても、漢字の書き取りワークを、眠い眼をこすってやっているのです。
最後の方は字も汚く、ただマスを埋めただけの様相を呈していました。
先生からの限りない賞賛
それでも、自画自賛ながらも頑張ったと自負している私は、朝を迎えて意気揚々と登校します。
この時にはもう我慢できずに、通学バスの中で友達に「俺、ワーク全部終わらせたぜ!」って言いふらしまくってましたが。
男の子らしいなぁ
可愛いじゃない
そして朝のHRの時間に、先生にそのワークを提出したのです。
もちろん先生は一週間分の宿題だと思っていますから、「お!慶舟が宿題やってきたか!」なんて、見当違いの方向で驚いていましたけど。
それだけでも驚きだったんだね
そこで私は、ワークを全て終わらせたことを告げました。
すると先生は目をまん丸くして驚き、何度も最初から最後までページをめくるではありませんか。
と同時に、私の頑張りを褒めて、とても喜んでくれました。
いい先生ね
先生がワークを預かり、その日の授業が全て終わって、帰りのHRの時間になりました。
クラスメイトは私がワークを一日で終わらせたことを知っていましたが、先生はわざわざみんなの前で私を褒めたたえてから、ワークを返してくれました。
嬉しかっただろうね!
当時の私の学校には、宿題を確認したことを証明する、担任の先生が押すハンコがありました。
「がんばりましょう」「よくできました」「たいへんよくできました」に分かれたハンコです。
返されたワークには、それが全ページに渡って、ちゃんと押されております。
しかも全部「たいへんよくできました」です。
それだけでなく、ワークの最後のページにいたっては、見開き全面余すところなくハンコだらけなのです。
全部ハンコ?
先生が何回もハンコを押してくれたのが、よく分かります。
最後の方はインクも擦れ、それでもハンコを押してくれていました。
めちゃくちゃ褒められてるじゃん!
先生も頑張ってハンコを押したのね
先に述べたように、ワークの最後の方の文字はヨレヨレで、普通の宿題としては及第点にもならないレベルだったでしょう。
それでも、先生は私の頑張りを認めて、最大限に褒めたたえてくれたのです。
私の勉強の原体験はこれです。
「頑張れば褒めてもらえる」
「頑張れば認めてもらえる」
と学びました。
その先生のお陰だね
勉強が楽しくなれば、その後の成績はドンドン伸びていきます。
褒めて褒めて、やる気を出させるのが大事だと、お分かり頂けたことと思います。
……まぁ私の場合は、その後また勉強をしなくなるのですけどね。
そんなオチはいらないわ!
まとめ
「褒める時は大袈裟なほど褒める」についてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
そもそも褒められて嫌な人はまずいませんから、友達同士でもたくさん褒め合っていきましょう。
以上
「誰だって褒められたい!褒めて伸ばそう!減点法より加点法!」でした♪