師匠に弟子入りした軌跡を紹介!全ての出会いと縁に感謝!
「司会者のこだわり」第50回です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は50回の記念に「私が師匠に弟子入りした時」の話をします。
弟子入りの軌跡
深川先生とは
師匠の深川導運先生の話は、今でに何度もしています。
例えばこの記事ですね。
もうすっかり覚えたよ
芸能界で50年以上活躍しているスゴイ人なんでしょ!
そんな師匠ですから、全く芸能界に縁したことのない私が、黙っていて知り合えるはずがありません。
そりゃそうだ
向こうはテレビに出てる人だしね
どうやって知り合って、弟子入りしたか気になりませんか?
いや、別に
ちょ、アンタ空気読みなさいよ!
ま、まぁ……芸能界に入りたいという誰かがこのブログを見れば、役に立つかも知れませんからね。
ほら、傷ついてるじゃない!
えー!だって本当に興味ないんだもん!
……50回記念なんですけど。
ギタリストの先輩に相談
ということで、弟子入りした時の話です。
私がこの業界に入る前から良くして頂いている方で、プロのギタリストがいます。
この方は若い頃から癌を何度も乗り越え、現在は夢を叶えて音楽学校のギターの講師をしている方です。
スゴイ人だ!
尊敬しており、色々な相談をさせて頂いてました。
そんな様々な相談の中で、その方に「喋る仕事がしたい」と、私の思いを話したことがあったんです。
喋る仕事がしたかったのね
地元の集まりや町内会でのイベントで、素人ながら司会をしており、上手だと褒められて調子に乗っていたんです。
自分の長所を活かして人の役に立てる、この喋る仕事を本業にしたいと思ったんです。
どこまでも人のため、だね
司会をやる楽しさから志したこの業界ですが、この時はまだ司会者として生きていこうとは考えておりません。
ただ、声を使った仕事をしたいという思いだけでした。
それで、そのギタリストの先輩が深川先生を紹介してくれたの?
いえ、違います。
直接ではないというだけで、その先輩のお陰なんですけどね。
どういうこと?
その方がとあるイベントに出演した時に、イベントの司会を務めた女性の司会者に、私のことを話したそうです。
「司会をしたいという若い男がいるけれど、どうでしょうか?」と。
女性司会者と電話で面談
その女性の司会者というのが、深川先生と昔からの知り合いでした。
司会者は女性が多い時代ですので、折よく深川先生も、後継者として男性の若い司会者志望を探していたそうです。
すごい縁ね!
ただし、会ったことない私を深川先生に紹介するなんて、できるわけがありません。
「まずは私と直接話をしたい」と、ギタリストの先輩を通して連絡がありました。
その方は札幌から140km離れた旭川の方なので、電話で話をしたんです。
おぉ~、ドキドキするね
色々と話した結果、その方に認められ、私を深川先生に紹介してくれることになりました。
やったわね!
ただし、こうも言われました。
「私ができるのは紹介するところまで。あとはあなた次第よ」
「紹介された深川先生にも、あなたに司会を教える義理はないわ」
めっちゃ厳しくない!?
夢だけを見させない、カッコ良い方です。
最後には、「頑張ってね。応援してるわ」と言って電話を切られました。
素敵ね
わざわざ私のことを深川先生に繋げてくださったんですから、私にとってその女性の司会者の方は恩人になります。
余談ですが、今では年に一回、とあるお祭りで顔を合わせています。
深川先生と対面
そしてついに、札幌市内のとある場所で、深川先生に会うことになりました。
お!ついにこの時が来たね
前にもブログで紹介しましたが、深川先生は縁を大事にされるお方です。
自分で言うのも何ですが、ちょうど後継者を探していた先生にとって、私はピッタリの人材でした。
それは当然、私にとっても、渡りに船の話です。
声の仕事をしたかったんだものね
実は、深川先生を紹介される少し前に、自分で行動を起こしていたのです。
札幌にも司会の会社がいくつかあるので、それらに直接電話を掛けて、「司会者になりたいんです!」と直訴していました。
意外に行動力あるね!
引っ込み思案な私ですが、勇気を出しましたね。
しかし、全て断られました。
可哀想……
そうでもありません。
この時に断られていなければ、深川先生に弟子入りしての、今の自分はないのですから。
確かに……
縁って不思議ねぇ
余談ですが、この断られた時に、とある会社から言われたことがあります。
「うちには養成所もあります。あなたをうちの生徒として教えることはできますが、男性の司会者が求められる仕事はほとんどありません。訓練したのに仕事がない状態になってしまったとしても、責任は取れません」と。
酷くない!?
いいえ、全く酷くありません。
なぜなら、責任が取れようが取れなかろうが、生徒にして授業料をもらえばいいのですから。
その方が会社の利益になるではありませんか。
言われてみれば……
立派な会社です。
ちなみに、司会者となった今は、その会社所属の女性司会者と一緒に舞台に立つこともあります。
断られた時の思い出は、今では笑い話ですね。
まとめ
『私→ギタリストの先輩→女性司会者→深川先生』という順で伝わっていき、無事に弟子入りすることができました。
どれか一つでもピースが欠ければ、今の司会者としての私もありません。
全ての出会いに感謝しています。
運命だね!
深川先生に弟子入りした後、「マイクを持つまでにどれくらいかかったか」「デビューまでに何をしたのか」など、またの機会にお話しします。
楽しみにしてるわね!
以上
「師匠に弟子入りした軌跡を紹介!全ての出会いと縁に感謝!」でした♪