名作短編小説朗読動画「春」「女体」をYouTubeに投稿
YouTubeに新たに【名作小説朗読】動画を2本投稿したので、その収録の様子と、投稿後の反応について書き記します。
春
どんな作品?
前回私は「太宰治が好きだけど、太宰ばかりにならないように違うのを朗読していきます!」と最後に言いました。
すみません。
さっそく太宰治を読んでしまいました。
やっぱり好きなんですね。
太宰治の「春」をは短編ですし、ちょうど春を迎えるこの時期に相応しいかと思い、選びました。
北海道はこれからが、桜の咲く春に入るタイミングなんです。
冬に大雪が降ったお陰で、雪解けと同時に春の訪れを感じることができると、太宰は東京にいながら故郷の北国を思い出しています。
道産子の道民である私からすると、慣れ親しんだ情景です。
それだけでなく、この作品では戦争の最中の春が描かれていると言うのも、注目すべき点ですね。
動画公開後の分析
動画がこちらです。
公開から一週間経ち、やっと再生回数が10に到達しました。
悲しいことに、あまり見られてはいません。
しかし分析によると「インプレッション」に対する「クリック率」は3%近くになっており、サムネイルは良い出来になっていることが分かります。
さらに「視聴者維持率」という項目は、60%を越えています。
これは動画の平均視聴時間を表しているので、動画をクリックして開いたもののナレーションが気に入らなくてすぐにブラウザバックをしようものなら、激減する数値です。
つまり、たまたまクリックして見た人が、私の声を聞いて「あれ?いいかも?」と思ってそのまま聞いてくれている、ということなのです。
そう考えると、今は再生回数が少ないものの何かきっかけがあれば、たくさんの人に気に入って聞いてもらえるようになる可能性があります。
女体
どんな作品?
もう一つ短編を読むことにし、芥川龍之介の「女体」を選びました。
実は私が太宰の次に好きなのが、芥川龍之介なんです。
「女体」の朗読で気を付けることとしては、艶めかしい女性の体をいかに情感を込めて表現できるか、が大事なことでしょうか。
こちらも短編小説なのは、聞く方の負担が少なくて聞いてもらいやすいかな、と考えているからです。
今まで公開してきた動画の分析から分かるように、私の小説朗読動画を視聴されるのは、たまたまクリックして聞いてくださる方がほとんどです。
であれば、長時間の朗読動画よりも、短編の動画の方がそのまま聞きやすいかも知れません。
「女体」というタイトルですしサムネに女性の裸体(できれば乳房のどアップ)を使おうと思ったのですが、それに釣られてついクリックしてしまった男の人がいると、正確な分析ができなくなることを危惧してやめました。
一時は動画編集までした女性の裸体画像
オンラインマンガやニュース記事もそうですが、サムネが少しエッチなだけでクリック率が急増することを知っています。
今回はあえて想像に任せるべく、和室の写真を使いました。
動画公開後の分析
完成した動画がこちら。
この動画の再生回数は、そろそろ10に行くかどうかと言うところです。
「インプレッションのクリック率」は3.5%で、「視聴者維持率」は70.1%という数字からすると、先に紹介した「春」と同じ雰囲気ですね。
決して悪くはありません。
やはり短編だと、一見さんは聴いていきやすいのでしょうか?
目標を立てる
動画作成にかかる時間
実は短編でも、動画作成には結構な時間がかかっています。
題材選出・事前の読みチェック・朗読本番・動画編集などなど、4分の動画で3~4時間くらいかかります。
そんなに視聴されていなくても、未来への種まきだと思って取り組んでいることなので、手を抜くことだけはしたくありません。
しかし頑張ったものを聞いてもらえないのは、正直に言って寂しいです。
YouTubeのシステムを調べる
どうしたらYouTubeで多くの人の目に留まるのかと思案していたところ、とあるサイトに参考になりそうなことが書いてありました。
「YouTube運営はYouTubeへアクセスするお客を増やしたいので、新着動画を優先的に検索画面に載せる」
これは動画を上げたことがある人なら、すぐに理解できます。
アップロードした直後は検索結果に表示されるのに、時間が経つと検索してもヒットせず、その他大勢の動画に埋もれてしまうんです。
「定期的に動画を投稿する人をYouTube運営は優遇する。いずれブラウジング機能で表示されるようになる」
ブラウジング機能とは、YouTubeの検索画面やTOP画面に表示される「あなたへのおすすめ」のことです。
これに表示されるようになることで、爆発的なアクセスが望めるそう。
YouTube運営が優遇するとの表現ですが、全ては機械的に処理されていることに過ぎません。
であれば確かに、より動画を投稿する人の方が新規のお客を呼べますし、YouTubeにとって役に立つ人である、というデータも蓄積されていきます。
結果、ブラウジング機能で表示されやすくなっていくわけです。
今後の方針
以上のような私が得た情報を要約すると「週に3回はアップロードしよう」という結論に至りました。
今まではブログを優先していたので、YouTubeは週に2回の投稿にしていたんです。
しかしそれでは、このまま再生回数10前後で停滞してしまいそう。
大変ですが頑張って、週に3回の投稿を挑戦しようと思います。
まとめ
素人と違うユーチューバーのアクセス元は「チャンネル登録」と「ブラウジング機能」であって、「検索流入」が全体に占める割合は極僅かになるとのこと。
私がブログを毎日続けた結果アクセス数が増えたように、YouTubeも最初は反応がなくても動画を上げ続けないといけない、ということですね。
本当は毎日でも動画を投稿したいところですが、ブログ優先のスタンスは変わらないので、まずは週3回のYouTube投稿を頑張ります。
ブログを毎日更新できているのですから、腹を決めればできないことはないと確信しています!
以上
「名作短編小説朗読動画「春」「女体」をYouTubeに投稿」でした♪