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喋るテンポを重視し舞台に惹きつけよう~動画も使って解説~

「司会者のこだわり」第18弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回はテンポについてお話しします。

 

今回のポイントたたみ掛けるように紹介しよう

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

 

前出しのテンポ

 

テンポってどういうこと?

 

話のテンポでしょ!早いとか遅いとか

 

もちろんそれはありますね。

ですが今回お話しするのは、前出しの時のテンポのことです。

 

前出し・・・?

 

前出しはこちらで説明しております。

keishu.hatenablog.com

 

出演者が舞台に出る前に紹介することよね

 

そうです。

その時には出演者のプロフィールを紹介するので、長くなることもあります。

 

そこのテンポが大事ってこと?

 

その時は普通に喋る感じでいいんです。

紹介文に自分のコメントを入れて、掛け合い感覚でゆっくり話しても大丈夫です。

 

「『20○○年にレコード大賞新人賞を受賞』。すごいですね~」みたいに。

 

お客様に紹介しているんだから、聞き取れるように、むしろゆっくりじゃないといけないわよね

 

時間が押している時は少し早口になることもありますけどね。

一通り紹介文を読み終わった後に、ついにタレントさんを舞台に出します。

 

この時です。

この時の勢いが大事です。

 

勢いが大事なの?

 

タレントさんが主役ですからね。

主役はバーン!と出さないといけません。

 

勢いがつくことで、お客様は盛り上がり、タレントさんも歌いやすくなります。

 

そっか、そうだよね!でも勢いってどうやって出すの?

 

気持ち早く言うといいですね。

そして、語気を強めるのも大事です。

 

  • 気持ち早口に
  • 語気を強く

 

YouTubeにアップした音声で聞き比べ

 

分かりやすくYouTubeに音声を上げてみました。

 

え!YouTube?

 

ブログの文字だけで見るより、分かりやすいかと思いまして!

 

色々なことに挑戦するのはいいことね

 

「お待たせいたしました。高橋慶舟さんの登場です」という短い文ではありますが、この短文でもNGとOKの違いがお分かりいただけるかと思います。

 

NGバージョン

 


前出しサンプル(NGバージョン)

 

OKバージョン

 


前出しサンプル(OKバージョン)

 

分かりやすい!

 

もっと長い文でもやったらどうかしら?

 

またの機会に試してみますね!

他にも、こちらの記事で紹介している方法もあります。

keishu.hatenablog.com

 

直前までゆっくり文章を読んでいても、このように紹介の瞬間の工夫で、出演者の方が引き立ちます。

 

司会者が喋っている時も、お客様がずっと舞台を見ているとは限りません。

出演者が出る時にお客様をグッと舞台に引きつけるためには、意識してテンポを変える喋り方が大事です。

 

舞台を印象付けるために、色々考えているんだね

 

司会者は黒子だもの。出演者を目立たせないとね!

 

繋ぎの時にもテンポ重視で

 

出演者の前出し以外にも、この方法は使えますよ。

 

どんな時?

 

舞台に出ていると、次の演目までを繋がないといけないことが、よくあります。

 

アクシデントとかで?

 

それだけではなく、次の舞台の準備に予想より時間がかかる時とかにも、繋がないといけませんね。

 

そんな時は、司会者は好き勝手に、とりとめもないことを話します。

 

自由だ・・・

 

ここが司会者の腕の見せ所だとは、この記事で紹介しました。

keishu.hatenablog.com

 

繋ぎですから、もちろん原稿を読むわけではありません。

つまり、お客様と会話のようになったり、司会者の話を聞かせたりして、舞台の進行から客様の意識は逸れてしまいますね。

 

そっちに意識が向いているもんね

 

そんな時に、次の演目の準備ができたらどうしますか?

もう繋ぐ必要がなくなりました。

 

え、次の出演者を紹介するんじゃないの?

 

ただ紹介するだけではいけません。

すでにお客様の意識は舞台から離れてますよ。

 

そっか!ここでさっき話していた、テンポ良く紹介する方法だ!

 

その通り。

勢いよく、少し早口に、語気を強く、「お待たせいたしました!」と紹介しましょう。

 

お客様の気持ちをグッと舞台に引き戻すんです。

 

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「間」と「声のトーン」

 

もう一つ説明しておきましょう。

 

なに?

 

先ほどまでお話ししていたのは、次に登場するのが勢いある演目の時の、紹介方法です。

 

どういうこと?

 

たとえば、次に登場するのが日本舞踊だとしたら、どうします?

 

静かに始まり、静止の美が重要な踊りです。

勢いよく前出しをしては、違和感がありませんか?

 

たしかにそうだね

 

勢いついたと思ったら、始まるのがゆっくりな踊りだもの。なんか変な感じ

 

そんな時は、声のトーンを上手く使います。

 

間?

 

声のトーン?

 

「百聞は一見に如かず」とは言いますが、この場合は「百見は一聞に如かず」ですね。

 

またサンプル音声を録音しました。

 

「お待たせいたしました。お楽しみいただきましょう」


前出しサンプル(間と声のトーン)

 

実際には話の流れがありますから、もう少し変わりますが、大体こんな感じです。

 

「お待たせいたしました」で引きつけて

 

「お楽しみいただきましょう」でグッと落としてるのね

 

まとめ

 

今回のポイントたたみ掛けるように紹介しよう

 

前出しのテンポについてお分かりいただけたでしょうか?

 

うん!実際に音声を聞くと、分かりやすかった!

 

そうね。文字だけでは分かりにくいところも、理解できたわ

 

それは良かったです。

できる限りではありますが、次回以降もYouTubeを利用して、分かりやすくしていきますね。

 

もう全部YouTubeでブログやっちゃえばいいじゃん!!

 

それってブログって言うのかしら・・・

 

以上

「司会者のこだわり テンポを重視し聴衆を舞台に引きつけよう」でした♪