スタンド花の料金や贈り方についてのまとめ 舞台の裏話も
「司会者のこだわり」第21弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回はスタンド花についてお話ししましょう
- スタンド花とは?料金や贈り方について
- 司会者の一言でお客様に持って帰ってもらおう
前回の記事
スタンド花
スタンド花とは
スタンド花って何?
普通のお花じゃないの?
お祝いの時に送られるお花のことです。
見れば分かりますよ。
あ!見たことある!
新しいお店のオープンの時に店先に置いてあるわ!
パチンコ屋さんとかね!
もっと可愛いお店をイメージしてたのに!
まぁまぁ。
私はよくライブハウスにライブを見に行きますが、そこで見かけることも多いですね。
お祝いのお花って言っていたもんね
立派なお花よね
そのスタンド花ですが、ディナーショーの時には必ず誰かが贈ってくださいます。
絶対に送る人がいるの!?
数に違いはあれど、必ずスタンド花はあります。
高そうなのに、すごいわ
料金
いくらくらいするの?
ピンキリです。
一番安いのだと10000円~で頼めるようですが、基本は15000円以上でしょうか。
え!安くてその値段なの?
上下二段にしたり、風船をつけたりして、ちょっとデザインにこだわると、20000円~30000円くらいにはなりますね。
た・・・高い!
もちろんお花の種類によってもお値段が変わってくるので、40000円を越すものもありますよ。
誰でも贈れる?
そんなに高いスタンド花を贈るなんて、やっぱり会社からが多いのかしら
そんなことはありません。
ディナーショーでは、個人から贈られるのが普通ですよ。
最近ではイベントやアーティストのコンサートに、一般の人がスタンド花を贈ることも多いようですし。
一般の人が、歌手のライブに花を贈るの!?
もちろん会場の設置スペースの問題もありますからね。
事前に主催者側に確認したうえで贈っているのでしょう。
私もオーケストラコンサートに行った時に、ファンの方たちの連名でスタンド花が贈られているのを見たことがあります。
連名でも贈れるんだ!
高いスタンド花も、みんなで負担すればお安く贈れるのね!
どうやって注文する?
でもどこでスタンド花を注文するの?
もちろんお花屋さんです。
ただ、どのお花屋さんでもよい、というわけではありません。
え?家の近くのお花屋さんじゃダメなの?
スタンド花を作る技術と、当日会場に配送する人の手配が必要になりますからね。
スタンド花に対応しているお花屋さんかどうか、事前に確認しましょう。
最近ではインターネットでの注文を受け付けている店が多いですから、まずインターネットで検索した後に、発注してみてはいかがでしょうか。
スタンド花を置く位置
さて、スタンド花の説明は以上にして、ここからは司会者の立場から見たスタンド花に話を切り替えましょう。
開場に贈られてきたスタンド花って、どこに置くの?
そのスタンド花は、目立つところに置くのが普通です。
目立つところって言うと・・・ステージの上だ!
バカね。邪魔になるじゃない
演出の関係上、ステージの上には置けませんね。
ステージの両横、もしくは入り口に置きます。
主張し過ぎない程度に
必ず目に付くところに置くのね
ディナーショーではステージ両横に置くことが多いですが、式典やコンサートやライブでは入り口だけに置くことが多いですね。
終演後のスタンド花
そのスタンド花ですが、イベント終了後にはどうすると思います?
え、どうするって・・・
もらったタレントが持って帰るんじゃないの?
もちろんタレントさんが持って帰ることもありますが、贈られたスタンド花がいくつもある風景を、想像してみてください。
・・・うん
とてもではありませんが、持って帰ることはできません。
そうね。残念だけど仕方ないわ
スタンド花はお祝いの花と説明しましたね。
つまり、そのイベントのために贈られた花なんです。
タレントさん個人に贈られたわけではない、ってことか
なので、主催者の人たちみんなで、分けて持って帰ります。
無駄にならなくて嬉しいわ
ですがこれでも、スタンド花があまりにも多いと、主催者側も分ける量が多くて大変なんです。
じゃあどうしたらいいの?
そんな時に、司会者の一言が輝くのです。
司会者が何か言うの?
イベントが終わった時に
「お祝いのお花は、皆様でお持ち帰りください」
と言えば、出席者はみんな喜んで、お花を持って帰ります。
それいいね!
きっと欲しい人がたくさんいるわ!
「お祝いの気持ちを、みなさんで共有いたしましょう」
とさらに付け加えてもいいですね。
お祝いのシェア・・・素敵ね
スタンド花のことを忘れていた人も、もらえるなら欲しいって思いそう
お花を持って帰っていいか、分からない人も多いですからね。
司会者が一言言えば、安心して持って帰れます。
ただし、スタンド花はプレゼントされた物ですから、すでに主催者の物です。
司会者で勝手な判断をせずに、お客様に持って帰ってもらってもいいか、主催者に事前に確認することは必須です。
実体験
以前にあったことですが、スタンド花を持って帰ってもらおうと主催者に確認した時に、断られたことがあるんです。
え!なんでダメなの?
主催者たちで持って帰りたかったのかしら?
いいえ、そこにはちゃんとした理由がありました。
お客様がお花を取りにスタンド花のところに殺到してしまって、花の取り合いになってしまうのを避けるため、だったのです。
なるほど
さらには、「誰がたくさん持って帰った」や、「欲しかった花を取られた」などの、お客様同士での不満が出ないようにするため、だったんです。
配慮してるのね
もちろん、お客様がお花を持って帰るのも当たり前の光景なんですよ。
ただ、配慮が素晴らしいのはここからでした。
入り口に置いてあるスタンド花を、お客様の人数分に分けて、すでにお花を包んでいたのです。
包んでいたってことは・・・
それをお客様にプレゼントしたの?
お帰りのお客様に、出口でお渡しして、お持ち帰りいただいたのです。
帰りに素敵なプレゼントをもらえて、最高のイベントね!
まとめ
- スタンド花とは?料金や贈り方について
- 司会者の一言でお客様に持って帰ってもらおう
スタンド花についてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ
自分で贈ることについても知れて、勉強になったわ
いや、僕には必要なかったかな
なんでそんなこと言うのよ
だって僕は・・・タレントになって、お花をもらう側に行くんだ!!
タレント同士でも、お花を贈り合うじゃないのよ・・・
以上
「スタンド花の料金や贈り方についてのまとめ 舞台の裏話も」でした♪