「アグニの神」一人七役に挑戦!目指せ女性らしさの演技上達
YouTubeに新たに【名作小説朗読】動画を3本投稿したので、その収録の様子と、投稿後の反応について書き記します。
アグニの神(1)
どんな作品?
芥川龍之介の『アグニの神』は、インドの火神を取り扱ったフィクションです。
香港の日本領事の娘、妙子が行方不明になった。
書生の遠藤は上海で妙子を見つけるが、占い師の老婆の魔術により奪還はかなわない。
果たして妙子の運命はーー。
老婆が心酔するアグニの神とはーー。
動画公開後の分析
動画がこちらです。
公開から5日経って、再生回数はたったの1回です。
分析では「インプレッション」に対する「クリック率」は0.4%と、非常に低い数値になっています。
インプレッションも200くらいしかないのですが……。
アグニの神(2)
動画がこちらです。
上の『アグニの神(1)』の2日後に公開しました。
悲しいことに、公開から3日経過して、再生回数は驚きの0回です。
インプレッションも100くらいしかありません。
私が小説朗読動画YouTubeにアップして、このブログに分析を書くようになってから、0回という数字は初めてのことで、衝撃を受けています。
アグニの神(3)
動画がこちらです。
上の『アグニの神(2)』の2日後に公開しました。
再生回数はこちらも0。
インプレッションにいたっては、たったの25しかありません。
再生されない動画のシリーズは、人目に付くこともなくなるのでしょうか?
一人七役に挑戦
演技を練習
今回の朗読動画は、いつも私が朗読している動画とは、毛並みが違います。
何が違うかと言うと、演技を重視して読んだことが、大きな違いになっています。
私はナレーションはプロですが、演技は素人に毛が生えた程度です。
そのため今までは、地の文ばかりで構成されている作品を選んで朗読していました。
ちょっと新しいことを試みて一人六役に挑戦した赤ずきんちゃんでは、以前ブログで紹介したとおり不評を買いましたしね。
しかし新たに始めたクラウドソーシングでは、演技ができる人にしか仕事はありません。
となると、少しずつでも演技に挑戦して、上達していくしかないのです。
ということで、今回は地の文よりもセリフが多めの作品を選びました。
少しずつ挑戦と言っておいてなんですが、私は壁が高い方が燃えるので、いきなりですが一人七役*1をすることに決めました。
女らしさを求めて
前回批判を頂いたのは、声の作り方が変だという点でした。
赤ずきんちゃんの声を、裏声でやりましたからね……。
なので今回は、女の人の声も、自分の地声で喋ってます。
話し方や、間の取り方で、男の声でも女らしさは出せるはずです。
歌舞伎で女形の人が、女よりも女っぽさを表現しているのと同じで、練習すればできるようになると信じています。
地の文とキャラを同じ声で
書生・遠藤の声も、演技で表現することに挑戦しました。
私の動画は朗読のみなので、聴いている人は耳でしか情報を判断できません。
声を変えた方が、役を演じ分けていることをすぐに分かります。
しかし今回はあえて、地の文を朗読するナレーションと、書生・遠藤の声をそんなに変えていません。
なぜかと言うと、自分の武器を増やすためです。
ナレーションとセリフの声が同じでも、聞いている人が意識せずに別物だと感じることができれば、今後の小説朗読に役立つに決まっています。
その結果は……聞いた方の判断にお任せします。
個人的には、演じ分けが失敗しているところがあると思うので、今後の成長にご期待くださいと言っておきます。
まとめ
アグニの神は原作小説が6章仕立てなので、朗読も6回に分けて公開します。
1本にまとめると30分近くになる動画で、とても長くなりました。
収録して、編集して、何回も聞き直して調整して……一日がかりで疲れ切ったのは言うまでもありません。
結構頑張っているのに、一度も聞かれないのは正直こたえます。
やり方を抜本的に見直す必要があるのかも知れませんが、いつか花咲く時を信じて、自分の限界を超える挑戦をし続けます!
以上
「『アグニの神』一人七役に挑戦!目指せ女性らしさの演技上達」でした♪
*1:地の文・インド人の占い老婆・書生遠藤・妙子・アグニの神・アメリカ人・人力車夫