YouTubeで高評価&チャンネル登録~声優朗読会を知る
YouTubeに新たに【名作小説朗読】動画を3本投稿したので、その収録の様子と、投稿後の反応について書き記します。
魚服記(2)
どんな作品?
前回のブログで説明しておりますが、私の大好きな太宰治の書いた『魚服記』という短編小説です。
(恐らく)性的虐待を受けていた15歳の女の子が、滝壺に飛び込んで死ぬ話です。
飛び込んだ後に、昔話の大蛇になったと思ったら、小さな鮒でしかなかった。
読者に様々な考えを想起させる作品です。
『魚服記』は全部で4章仕立てになっているので、4回に分けて公開しました。
『魚服記(1)』を公開してから、三日後にこの『魚服記(2)』を公開しました。
動画公開後の分析
動画がこちらです。
残念ながら、全く見られておりません。
前の動画の『魚服記(1)』もあまり見られていないので、さもありなんと言ったところです。
もっと前にアップした他の動画が視聴されるのに、新しい動画の再生回数が増えないとは、異なこともあるものです。
『魚服記』という題材に原因があるのでしょうか?
分析では「インプレッション」に対する「クリック率」は1.2%と低い数値になっています。
自分としては良いサムネイルを作れたつもりだったのですが、上手くいかないものです。
しかし「視聴者維持率」という項目は、だいたい55%と高水準。
9分ある朗読動画なので、たまたまクリックした割には、結構な時間を聞いてくれているのが分かります。
魚服記(3)
動画がこちらです。
上の『魚服記(2)』の2日後に公開しました。
一日に1回再生されるペースです。
「インプレッション」に対する「クリック率」は2.5%と、こちらも高い数値ではありません。
と言うことは、『魚服記』に原因があるのではなく、私の作ったサムネイルが悪いのでしょうか?
しかし実際に見た人の「視聴者維持率」は、63%を越えています。
そんなに見られていない動画ですが、嬉しいことに高評価を頂きました。
誰かに褒められる、認められるということは嬉しいものです。
同じ方かも知れませんが、この動画でチャンネル登録者が1人増えました。
私の動画を楽しみに待ってくださるなんて、感謝しかありません。
魚服記(4)
『魚服記』シリーズの最後になります。
動画がこちら。
この動画こそ、全く再生されません。
公開して3日経った時点で、再生回数はなんと1回です。
チャンネル登録してくれた人は、どこに行ってしまったのでしょうか(笑)。
魚服記(まとめ)
4回に分けて公開した動画を、一つにまとめた動画がこちらです。
上の『魚服記(4)』がほとんど見られていないのに、こちらは公開してほんの6時間ほどで4回再生になってます。
しかも、またしても高評価を頂きました!
聴く方からすると、分割してある動画よりもまとめて聴く方が聴きごたえがあって、高評価に繋がるのでしょうか?
声優朗読会
最近知ったのですが、声優の悠木碧さんが始めた「#せいゆうろうどくかい」なるものがあります。
声優が、主に青空文庫を朗読して、YouTubeにアップする企画です。
- 仕事がなくてやることがない
- 自分のスキルを活かして世の中の役に立ちたい
- 著作権フリーの青空文庫なら公開しても問題ない
これらのことから朗読をすることに決めたと思われるのですが、もしもそうであれば、私と全く同じ思考です。*1
著作権フリーの青空文庫を選ぶところまでソックリ!
この提案に賛同した多くの声優が、青空文庫を朗読してYouTubeに動画を投稿するようになりました。
私と同じようなことをしているのですが、声優は知名度が私と段違いなので、あっという間に拡散されて再生回数もうなぎ上りです。
私も声優が大好きで、詳しいから気持ちはよく分かります。
その人の声を聞いているだけで幸せなんですから、朗読している動画を再生したくなるのは当たり前です。
先に始めていたのは私の方ですが、これには太刀打ちできません。
上を見てもキリがないので、自分にできることをコツコツ積み上げていくスタンスを変えずに頑張っていこうと思います。
そういえば、この『#せいゆうろうどくかい』で声優の梶裕貴さんが仰っていました。
「編集を自分でやったら大変で、音響さんの有難さが分かった。(意訳)」
これは、私が以前ブログに書いたことと、全く同じです。
やっぱり同じことを感じるものなんだなぁと、少し嬉しかったです!
青空文庫朗読コンテスト
私は知らなかったのですが、青空文庫を朗読するコンテストが毎年開催されているようです。
なんと、今年で12回目!
それだけ長い青空文庫の朗読の歴史を考えたら、私なんて新参中の新参です。
先駆者たちに、おいそれと追い付けなくて当然です。
でも私は、青空文庫自体をそんなに知らなかったのに、自分で考えて調べた末に、青空文庫の朗読を始めました。
他人の起こしたブームに乗っかったわけではないので、ちょっとだけ鼻高々です。
ちなみに、このコンテストには参加するつもりはありません。
まとめ
色々と述べましたが、目先の結果に一喜一憂しないで、悠々と小説朗読動画の投稿を続けていきます!
もっと機材を整えていこうと思っていますので、次回はその報告も致します。
以上
「YouTubeで高評価&チャンネル登録~声優朗読会を知る」でした♪
*1:1について悠木さん本人は言及しておりませんが、2はツイッターで仰ってます