「勉強ができる」と「頭が良い」は違う!自分自身を信じよう
「正しい勉強の仕方」第82弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は「『勉強ができる』=『頭が良い』ではない」ことについて、お話しします。
- 「勉強ができる」=「頭が良い」ではない
- 勉強はスポーツと同じ
- 頭が良いと感じる点は人それぞれ
- 自分に自信を持とう
「勉強ができる」=「頭が良い」ではない
勉強ができる人って、頭が良く見えることはありませんか?
良く見える……って言うか、頭良いんじゃないの?
そうとは限りませんよ。
え?頭が良いから勉強できるんじゃないの?
それは大きな誤解です。
その誤解を解くのが、今回のブログの主な内容になります。
見方を変えれば考え方が変わる
テストで満点を取った友達のことを、どう思います?
え?頭良いなーって思うよ
では、もしもそのテストの成績が一夜漬けの結果で、たまたまヤマが当たって正解しただけだったとしたら?
同じ出題範囲でも、ヤマが外れてたら0点だったかも知れません。
じゃあ、頭が良いんじゃなくて、運が良い人かしら
もう一つ例を出しましょう。
5段階の内申点で、平均4を取った友達がいたとしたら?
それも、頭良いなーって思うかな
では、もしもその学校の評価システムが、提出物や宿題をしっかりやっていて授業態度が良ければ、テストが平均点以上なら3以下は絶対に取らないとしたら?
頭が良いんじゃなくて、真面目な人って印象ね
このように少し見方を変えるだけで、頭良い人だと思っていたのが、全く違ってくるんです。
あ!ホントだ!
これはお二人に限ったことではないのですが、テストや内申点の数字だけを見て「頭が良い」と思ってしまうことが、多くあります。
でも、しょうがなくない?
そう、数字とは比較をしやすいものなので、つい「数字が高い=できる人」と思ってしまいます。
これは偏差値でも同じことが言えます。
勉強はスポーツと同じ
私の話で恐縮ですが、早稲田大学法学部の経歴だけで、今までに何度も「頭良いね」と言われてきました。
え?自慢?
いえいえ、私はそのたびに訂正してきました。
「勉強ができただけで、頭が良いわけではありません」と。
勉強ができるのは否定しないのね
それはそうです。
ある程度は勉強ができないと、合格できない大学ですから。
事実は事実と受け止めた上での発言だからこそ、後ろの言葉が響くんです。
「頭が良いわけではない」って言葉?
私は今までにブログで何度も言及していますが、高校受験直前まで全く勉強してこなかった、いわゆる落ちこぼれでした。
しかし勉強を始めたら、成績が上がりました。
これは、難しいことではありません。
「勉強したら勉強ができるようになった」と、いうだけです。
スポーツで言うなら、「練習したら上達した」と、全く同じです。
言われてみれば……!
このことから、私は「勉強ができる=頭が良い」わけではないと、考えるようになりました。
脳が何か突然変異を起こしてIQが異常に上がったのであれば、「頭が良くなった」と表現しても間違いではないでしょうけどね。
早稲田大学法学部の友達の話
私の考えを裏付けるものとして、早稲田大学法学部に在学していた時の、友達の話をしましょう。
あらかじめ言っておきますが、良い友人であった彼を悪く言うつもりはなく、ただ単に例として出すだけです。
ご承知おきください。
超有名な進学校出身の彼は、東大文Ⅰに落ちるも早稲田には現役合格しました。
ここだけ見ると、世間的には「頭が良い」と見られそうです。
そうだね、頭が良さそう
しかし、彼と話していると、どうも会話が噛み合いません。
言外のことを想像してくれないと言うか、行間を読めないと言うか。
どういうこと?
つまり、1から10まで説明しないと理解してくれないんです。
これは意外にストレスです。
そういうものなんだ
他にも、他者の言葉を鵜呑みにする点も、よくありません。
素直と言えば聞こえはいいのですが、つまりは他の可能性を考えることができないんです。
悪い人に騙されてしまいそうね
しかし、彼に日本史や世界史の話をすると、たくさんの知識に裏付けられた話が返ってきます。
早稲田に合格するレベルの勉強をして、実際に知識は身についているんです。
なんかアンバランスな感じがするな
これが現実です。
勉強ができる人が、頭も良いとは限りません。
もちろん、彼にもいいところはたくさんありますよ!
カラオケに行くと、私のことを歌が上手いと、いつも褒めちぎってくれました!
優しい友人です。
勉強はスポーツと同じで、人それぞれ差があれど、練習すれば上達する(勉強すれば成績が上がる)わけです。
日本全国の学校に一人は、天才に見えて実は努力型の秀才がいることでしょう。
誰だってやればできるということを、忘れないように心がけてください!
それは分かったんだけど……
どうしたの?
なら、どういう人が頭の良い人なのかしら?
大事なところですね。
頭が良い人とは?
人それぞれ
どんな人が、頭の良い人なのか?
これは、人によって考えが違うでしょう。
え!そうなの?
私はお話しした通り、全て説明しなくても自分の言いたいことを理解してくれる人に出会うと、「頭が良い人だなぁ」と思います。
あとは、話してて返しが上手い人とか、自分にはない発想をする人ですね。
なるほどね
まとめると
「機知に富んだ人」「機微を察する人」「応用・機転が利く人」
が、私の考える頭が良い人です。
- 機知に富んだ人
- 機微を察する人
- 応用・機転が利く人
どれも、頭が良さそう
自分なりの「頭が良い」を考えよう
私が考える「頭が良い」を、そう思わない方もいるでしょう。
そうね……頭が良いと言うか、「判断力に優れてる」って言うのが相応しいんじゃない?
判断力に優れてるから、頭が良いって言うんじゃないの
そうかしら?
このように、色々な意見があって当然なんです。
じゃあジーナちゃんは、どういう人が頭の良い人だと思うの?
私は……そうね。知識がたくさんある人は、頭が良いと思うわ!
そんなの、ただ「記憶力が良い」だけじゃん!
そんなことないわよ。頭が良くないと、記憶もできないわ
ある人にとっては「頭が良い」と見えることでも、別の人にとっては「判断力が良い」「記憶力が良い」など、色々な見方になりますね。
皆さんも、自分なりの『頭が良い』を考えてみてください。
例えば、ゴルフが好きな方であれば
「ゴルフは頭を使うスポーツだ!頭が良くないとできないから、ゴルフのスコアが良い奴は、みんな頭が良い!」
なんて言うかも知れませんね。
こじつけじゃない!?
意外にそうではありません。
前述のように、勉強をスポーツに例えた話をした時に、私の話を聞かれた方からこう返ってきたことがあります。
「勉強もスポーツも、頭を使う奴は伸びる。練習方法や効率を考えるからだ。結局、どんな世界でも頭が良い奴が、上に行ける」
一理あるかも
これもまた、一つの考えですけどね。
自分に自信を持とう!
さぁ、長々と話してきましたが、一番伝えたいのは最後のこの一点です。
どんなこと?
「勉強ができる」=「頭が良い」ではないのですから、逆もまた然りということです。
つまり
「勉強ができない」=「頭が悪い」ではないんです!
なるほど!
ちょっと学校の成績が悪いだけで、自分は頭が悪いと自虐的になって、自身を蔑んでします人がいます。
そんなことはありません!
テストの点が悪くても、自分の頭が悪いと思ってはいけない!
すごい激励ね
テストができなくても、不断の努力で成功を収めた偉人は、世界中にたくさんいます。
かの有名なエジソンなんて、8歳で小学校を退学しています。
そうなの!?
私の好きなマンガで、『金田一少年の事件簿』という作品があります。
あの主人公の金田一少年も、学校の勉強はてんでダメですが、いざ事件に遭遇するとIQ180の頭脳を駆使し、謎を解きます。
ギャップが格好良いわね!
自分にしかできないことが必ずありますから、腐らず弛まず、目標に挑戦していきましょう!
「金田一少年の事件簿」より引用
まとめ
- 「勉強ができる」=「頭が良い」ではない
- 勉強はスポーツと同じ
- 頭が良いと感じる点は人それぞれ
- 自分に自信を持とう
「『勉強ができる』=『頭が良い』ではない」ことについてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
自分なりに、堂々と勉強していけばいいのね
僕もテストの点が良くないけど、気にしないことにしたよ!
……え?
だって、「テストの点=頭の良さ」じゃないんだから!
……それはそうだけど、勉強はした方がいいわよ
大丈夫!いざとなれば、僕はエジソンみたいに頭が良いはず!
今回の話を聞いてそう考えるんなら、あんたは頭が悪そうね……
以上
「『勉強ができる』と『頭が良い』は違う!自分自身を信じよう」でした♪
※過去に公開した記事を編集・再構築しました