数字に捉われるな!「勉強ができる」=「頭良い」ではない1
「正しい勉強の仕方」第43弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は「『勉強ができる』=『頭が良い』ではない」ことについて、お話しします。
- 「勉強ができる」=「頭が良い」ではない
- 勉強はスポーツと同じ
前回の記事
「勉強ができる」=「頭が良い」ではない
勉強ができる人って、頭が良く見えることはありませんか?
良く見える……って言うか、頭良いんじゃないの?
そうとは限りませんよ。
え?頭が良いから勉強できるんじゃないの?
それは大きな誤解です。
その誤解を解くのが、今回のブログの主な内容になります。
見方を変えれば考え方が変わる
テストで満点を取った友達のことを、どう思います?
え?頭良いなーって思うよ
では、もしもそのテストの成績が一夜漬けの結果で、たまたまヤマが当たって正解しただけだったとしたら?
同じ出題範囲でも、ヤマが外れてたら0点だったかも知れません。
じゃあ、頭が良いんじゃなくて、運が良い人かしら
もう一つ例を出しましょう。
5段階の内申点で、平均4を取った友達がいたとしたら?
それも、頭良いなーって思うかな
では、もしもその学校の評価システムが、提出物や宿題をしっかりやっていて授業態度が良ければ、テストが平均点以上なら3以下は絶対に取らないとしたら?
頭が良いんじゃなくて、真面目な人って印象ね
このように少し見方を変えるだけで、頭良い人だと思っていたのが、全く違ってくるんです。
あ!ホントだ!
これはお二人に限ったことではないのですが、テストや内申点の数字だけを見て「頭が良い」と思ってしまうことが、多くあります。
でも、しょうがなくない?
そう、数字とは比較をしやすいものなので、つい「数字が高い=できる人」と思ってしまいます。
これは偏差値でも同じことが言えます。
勉強はスポーツと同じ
私の話で恐縮ですが、早稲田大学法学部の経歴だけで、今までに何度も「頭良いね」と言われてきました。
え?自慢?
いえいえ、私はそのたびに訂正してきました。
「勉強ができただけで、頭が良いわけではありません」と。
勉強ができるのは否定しないのね
それはそうです。
ある程度は勉強ができないと、合格できない大学ですから。
事実は事実と受け止めた上での発言だからこそ、後ろの言葉が響くんです。
「頭が良いわけではない」って言葉?
私は今までにブログで何度も言及していますが、高校受験直前まで全く勉強してこなかった、いわゆる落ちこぼれでした。
しかし勉強を始めたら、成績が上がりました。
これは、難しいことではありません。
「勉強したら勉強ができるようになった」と、いうだけです。
スポーツで言うなら、「練習したら上達した」と、全く同じです。
言われてみれば……!
このことから、私は「勉強ができる=頭が良い」わけではないと、考えるようになりました。
脳が何か突然変異を起こしてIQが異常に上がったのであれば、「頭が良くなった」と表現しても間違いではないでしょうけどね。
早稲田大学法学部の友達の話
私の考えを裏付けるものとして、早稲田大学法学部に在学していた時の、友達の話をしましょう。
あらかじめ言っておきますが、良い友人であった彼を悪く言うつもりはなく、ただ単に例として出すだけです。
ご承知おきください。
超有名な進学校出身の彼は、東大文Ⅰに落ちるも早稲田には現役合格しました。
ここだけ見ると、世間的には「頭が良い」と見られそうです。
そうだね、頭が良さそう
しかし、彼と話していると、どうも会話が噛み合いません。
言外のことを想像してくれないと言うか、行間を読めないと言うか。
どういうこと?
つまり、1から10まで説明しないと理解してくれないんです。
これは意外にストレスです。
そういうものなんだ
他にも、他者の言葉を鵜呑みにする点も、よくありません。
素直と言えば聞こえはいいのですが、つまりは他の可能性を考えることができないんです。
悪い人に騙されてしまいそうね
しかし、彼に日本史や世界史の話をすると、たくさんの知識に裏付けられた話が返ってきます。
早稲田に合格するレベルの勉強をして、実際に知識は身についているんです。
なんかアンバランスな感じがするな
これが現実です。
勉強ができる人が、頭も良いとは限りません。
もちろん、彼にもいいところはたくさんありますよ!
カラオケに行くと、私のことを歌が上手いと、いつも褒めちぎってくれました!
優しい友人です。
まとめ
- 「勉強ができる」=「頭が良い」ではない
- 勉強はスポーツと同じ
「『勉強ができる』=『頭が良い』ではない」ことについてお分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!
それは分かったんだけど……
どうしたの?
じゃあ、どんな人のことを「頭が良い」って言うの?
それはもっともな疑問です。
僕も知りたい!
それを話すと長くなってしまうので、今回はここまでにして、次回に続きをお話ししますね。
今回の話で私が一番伝えたい点も、次回のブログに盛り込みます!
以上
「数字に捉われるな!「勉強ができる」=「頭良い」ではない1」でした♪
(続きのブログはこちらです! 2020/2/09 追記)