子どもにお勧め!塾の活用法&親に勧める塾のクラスの選び方
「正しい勉強の仕方」第78弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は「塾の有効活用法」について、子ども自身の取り組み方と、クラスの選び方の両面からお話しします。
- 塾に通う子どもの心構え
- 最適なクラスを選ぶ基準
塾
塾の目的
最近は少子化のために、昔よりも子ども一人当たりにかけるお金が増えています。
そのため、塾や習い事に行く子どもの割合は高くなっています。
色々してあげたくなるんだね
ちなみに、大学受験では予備校と呼び方が変わりますが、その本質は塾と同じです。
本質って?
学校と違い「勉強に特化している」ということです。
学校は勉強以外にも多く学ぶもんね
その勉強専門の塾ですが、様々なクラスが用意されています。
日常の学習用や、受験用のクラスなどです。
勉強の内容が変わってくるのね
塾によっては、他にも数多くのクラスがあることでしょう。
費用対効果
勉強のために塾に行きますが、塾に行くだけで満足してしまい、費用対効果で見た時に損をしている人が多いです。
費用対効果って?
払ったお金に見合ったリターンがあるかどうか、と言うことです。
塾に行くのは無料ではありません。
高い月謝代に見合った成績アップができなければ、結果としてあまり得をしていないですよね。
言われてみれば確かにそうね
言うまでもありませんが、塾に通ったからと言って、勝手に成績が上がることはありません。
あくまでも、勉強する機会が増えるだけです。
その機会を活かして、効果的な方法で成績を上げていきましょう。
子どもの心構え
塾では最前列に座ろう
塾によりけりではありますが、学校と違い、座席が決まっていないことが多いです。
勉強の意欲がない時は、つい後ろや壁際に座ってしまうものです。
学校の席替えでも、前の方にはなりたくないしなぁ
アンタだけでしょ!
この座る場所によって、効率的な学習ができるかどうか、が変わってきます。
必ず最前列に座ってください。
必ず?
最前列が埋まっていれば、二番目でも三番目でも結構です。
とにかく前の方に座ることです。
メリットは二つあります。
集中できる
最前列に座ると、集中できます。
常に先生の目の前にいるのですから、自然と身が引き締まるわけです。
自然とってのがいいわね
それだけでなく、後ろからも他の生徒に見られているわけです。
後ろや壁際は、ややもすると油断して、授業中に上の空になってしまうこともあります。
よくある!
勉強のやる気がなくても、前に座っていれば不思議なもので、次第にやる気が出てきます。
みんなに見られているから、ちゃんとしないといけないしね!
先生を独り占め
そしてもう一つのメリット。
先生の印象に残ります。
印象に残っていいことあるの?
先生も人間です。
差別や区別をするわけでなく、いつも前の方に座っている生徒はやる気がある生徒だと認識します。
後ろに座る生徒のやる気がない、ということではないんですけどね。
どうしても、前に座る生徒の方が、やる気があるように見えます。
さて、ここで授業を想像してください。
たった今説明したことを生徒が理解できていない場合、先生はどうしますか?
え?分かるまで教えるんじゃないの?
ただ同じ説明を繰り返すだけではありません。
理解できるように説明の仕方を変えることもあれば、たとえ話をすることもあるかも知れません。
それらは、全て生徒の反応があるからこそ、ですよね。
えっと……だから?
生徒の人数が多くなればなるほど、一人一人の反応を見ることは難しくなります。
となれば、前の方に座っている生徒の反応を、先生は一番捉えやすいわけです。
……あ!言いたいことが分かったわ!
自分が最前列に座っている生徒だとして、もしも分からないことがあったら、その様子を見て先生が自分のためだけに、分かりやすく説明し直してくれる、ということです。
先生を独り占めじゃん!
授業以外で質問に行こう
分からないことがあれば、授業前でも後でも構いません。
積極的に質問をしに行きましょう。
次の授業の準備がある先生もいるわよ?
その場合は、その日の授業が全部終わった後でも構いません。
帰宅が遅くならないようにすぐに帰らされる塾ではできませんが、とにかくドンドン質問に行くことが大事です。
先生が快く教えてくれるかな?
自分を頼ってきた生徒をないがしろにする先生は、まずいませんよ。
とは言え先生も人間です。
もしかしたら、気が乗らない時もあるかも知れません。
そんな時こそ、先ほど紹介した授業を最前列で受ける方法のメリットが活かされます。
どういうこと?
授業で教えたことを授業後に質問された、先生の気持ちを想像してみましょう。
その生徒が授業中にやる気なかったら、「お前はそもそも授業をしっかり聞け」となりますね。
そりゃそうだ
しかし、その生徒が授業中にやる気あったとしたら、どうでしょう?
「あれだけ聞いていても分からなかったんだから、分かるまで教えてあげよう」となるじゃありませんか?
たしかに。人情ね
これが授業の内容に関係ない、別の範囲の勉強でも、同じです。
質問をしに来る、熱意ある生徒の気持ちを汲むのが、先生ですから!
ちなみにこの方法は、学校の先生相手でも役立ちます。
ドンドン実践しましょう。
最適な塾のクラスを選ぶ方法
さて、今度は親御さんの目線での話をしましょう。
学力レベルによって、色々なクラスが用意されていることがあります。
となると、子どもをどのクラスに行かせたらよいか、悩まれる親御さんも多いです。
気になるところだよね
子どもの性格にもよりますが、大多数の子どもに当てはまるオススメの基準を紹介します。
その方法とは、子どもが平均より少し上に位置するクラスに入れてあげることです。
平均より少し上がいいの?
平均より下だと、子どものやる気がなくなってしまいますからね。
多少の自尊心を満たしてあげるのが、やる気を出させるコツです。
自尊心を満たすって……
そんなこと考える親ってなんか嫌よっ!
子どもの中には、逆境が大好きで挑戦することに喜びを見出す子もいます。
その特性をしっかり把握できているのであれば、逆に子どもが平均より下に位置するクラスに入れましょう。
まとめ
- 塾に通う子どもの心構え
- 最適なクラスを選ぶ基準
「塾の有効活用法」について、お分かりいただけたでしょうか。
よく分かったよ!
小学生でも中学生でも高校生でも浪人生でも大学生でも、塾に通う全員が使える効果的な方法です。
社会人も、よね!
ぜひ、参考にしてください。
以上
「子どもにお勧め!塾の活用法&親に勧める塾のクラスの選び方」
※過去に公開した記事を編集・再構築しました