塾の有効活用法(子ども編)~二つだけ意識して取り組もう~
「正しい勉強の仕方」第12弾です。
今回は何を教えてくれるのかな?
今回は『塾の有効活用法(子ども編)』についてお話しします。
- 最前列で授業を受けよう
- 授業以外でも先生に質問しよう
前回の記事
塾(予備校)
費用対効果
塾の有効活用法って何?勉強以外にあるの?
もちろん勉強のために塾に行きます。
ですが、塾に行くだけで満足してしまい、費用対効果で見た時に損をしている人が多いことも事実です。
費用対効果・・・?
お金を払って塾に行っているのに、それに見合ったリターンがないと言うことです。
私は塾に通ったことはありませんが、独学で十分勉強はできていました。
そのため、塾に行っているのに結果を出せてない人を見ると
(お金を払っているのに)もったいない
という気持ちが強くなるのです。
せっかく塾に行っているんなら、有効活用したいよね
ですので、塾の上手な活用方法を、今回はお話ししたいと思います。
私は塾講師をしていましたので、その立場からの話もします。
塾とは
最近は少子化のために、昔よりも子ども一人当たりにかけるお金が増えています。
そうなんだ
そのため、塾や習い事に行く子どもの割合は高くなっています。
中学生までは塾。高校生からは予備校と呼び方が変わりますが、その本質は同じです。
本質?
学校と違い「勉強に特化している」ということです。
学校は勉強以外にも多く学ぶもんね
塾と一口に言っても、コースは色々用意されているのが普通です。
- 日常の学習コース
- 受験コース(難易度も様々)
- 早慶のように個別の学校専用の受験コース
塾によっては他にも数多くのコースがあることでしょう。
それぞれ種類はありますが、今回は塾全体に共通することから話をします。
塾の有効活用法(子ども編)
塾では最前列に座ろう
塾は学校と違い、座席が決まっていないことが多いです(決まっている塾もある)。
勉強の意欲がないと、つい後ろや壁際に座ってしまうものです。
学校の席替えでも、前の方にはなりたくないしなぁ
ですが、塾に通うからには、必ず最前列に座るようにしてください。
なんで?
メリットは二つあります。
一つずつ説明しましょう。
まず一つ。
最前列に座ると、集中できます。
常に先生の目の前にいるのですから、自然と身が引き締まるわけです。
気が抜けないね
それだけでなく、後ろからも他の生徒に見られているわけです。
後ろや壁際は、ややもすると油断して、授業中に上の空になってしまうこともあります。
勉強のやる気がなくても、前に座っていれば不思議なもので、次第にやる気が出てきます。
みんなに見られているから、ちゃんとしないといけないしね!
そしてもう一つのメリット。
先生の印象が良くなることです。
印象が良くなっていいことあるの?塾に内申点はないじゃん
先生も人間です。
差別や区別をするわけでなく、いつも前の方に座っている生徒はやる気がある生徒だと、自然と認識します。
まぁそうだよね。普通
後ろに座る生徒が、やる気ないわけではないんですけどね。
先生は授業中に説明したことが生徒に伝わっていない場合、理解できるように説明方法を変えたり、もう一度説明をしてくれたりします。
自分がやる気ある生徒と認識されていれば、どうでしょう?
やる気ある生徒がやはり一番目立つので、分からないことがあった時の様子を見て、先生が自分のためだけに、分かりやすく説明し直してくれることがあります。
先生を独り占めだ・・・!
全員が同じ授業料を払っているのに不公平、と思う方もいるかもしれません。
ですが、これは先生が差別や区別をするつもりなくても自然とそうなってしまう、一種の本能のようなものです。
理解してもらうために授業してるんだもんね
- 集中してやる気が上がる
- 先生の印象が良くなる
塾を最大限利用するために、最前列で授業を受けて集中力を高めながら、先生の印象を良くしましょう!
授業以外で質問に行こう
分からないことがあれば、授業前でも後でも構いません。
積極的に塾の先生に、質問をしに行きましょう。
次の授業の準備がある先生もいるよ?
休み時間に教えてもらうのが難しければ、塾が全部終わった後でも構いません。
(塾によっては、帰宅が遅くならないように終業後、すぐに帰らされる塾もあるため注意)
先生がこころよく教えてくれるかな?
私も勉強を教えることが多いから、先生の気持ちはよく分かります。
生徒が理解してくれるのであれば、正直な話。
自分のことはどうでもいいんです。
どうでもいいの!?
塾で言うと、自分(先生)が疲れていようが、サービス残業になろうが、構いません。
自分を頼ってきた生徒を、ないがしろにする先生はいませんよ。
とは言っても先生も人間だし、教えたくない時もあるんじゃない?
そんな時こそ、上で話した通りに授業を最前列で受けていれば、それが役立ちます。
授業で話したことを、授業後に質問されたとします。
その生徒が授業中にやる気なかったら
「お前はそもそも授業をしっかり聞け」
となりますね。
そりゃそうだ
しかしその生徒が授業中にやる気あったとしたら
「あれだけ聞いていても分からなかったんだから、分かるまで教えてあげよう」
となるじゃありませんか?
う~ん、たしかに。人情だね
まぁそうでなくても、授業後にわざわざ質問してくる生徒を邪険にする先生は、まずいません。
だって、質問してくる生徒が、まずいませんからね(笑)
そうなんだ・・・!
熱意ある生徒は大歓迎です!
授業の内容に関係ない単元だとしても、ドンドン質問しに行きましょう。
ちなみにこの方法は、学校の先生相手でも役立ちます。
まとめ
- 最前列で授業を受けよう
- 授業以外でも先生に質問しよう
塾の有効活用法について、お分かりいただけたでしょうか?
よく分かったよ!塾講師をしていた人じゃないと分からない気持ちも知れてよかった!
それでは、次回は『塾の有効活用法(大人編)』をお話ししましょう。
以上
「塾の有効活用法(子ども編)~二つだけ意識して取り組もう~」でした♪