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塾の有効活用法(大人編)~最適な塾のクラスを選ぶコツ~

「正しい勉強の仕方」第13弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回は前回予告した通り、『塾の有効活用法(大人編)』をお話しします。

 

今回のポイント
  1. 子どもへの関わり方で、やってはいけないことに気を付けよう
  2. 子どもに最適な塾のクラスを見つけよう

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

 

塾や習い事に行かせて終わりではない

 

『大人編』ってどういうこと?

 

『子どもを塾に行かせている、親御さんに向けたアドバイス』ということです。

アドバイスと言っていますが、親からしたら少し厳しい話もしますよ。

 

怖いなぁ

 

そう構えなくても大丈夫ですよ(笑)。

 

いきなりですが、一番良くない親の例を紹介します。

 

それは

 

子どもを塾や習い事に行かせるだけで良い

 

と思っている親です。

 

行かせるだけで良い?

 

私が実際に見てきた中から具体的に言いましょう。

 

やってはいけない3つのこと
  1. 子どもに、塾や習い事の話を全く聞かない
  2. 子どもが頑張っているのに、結果が出ないことに文句を言う
  3. 結果が出ないなら、塾や習い事を辞めさせると脅す

 

こういった親御さんの元では、あまり良い結果は出ません。

 

普通にやっちゃいそうだ!

 

一つずつ説明していきましょう。

 

親がやってはいけない3つのこと

1.子どもに全く塾や習い事の話を聞かない

 

子どもに全く塾や習い事の話を聞かないなんて、これはいけません。

塾に関係なく、教育としてそもそもの問題があります。

 

どんな問題があるの?

 

私は以前に、親も子どもと一緒に目標を立てよう、と話しました。

keishu.hatenablog.com

 

この「一緒に」が大事なんです。

 

塾での話を全く聞いてこない親のことを、子どもはどう思うでしょう?

 

自分に無関心な親だと感じると、子どものやる気もなくなります

 

(場合によっては)ただでさえ行きたくもない塾に行っているのに。

自分に嫌なことを強いるだけの親に思われてしまいますよ。

 

ほとんどの子どもが、そう思ってそう・・・

 

そんな環境では、子どもにやる気が出るわけないので、結果も出るわけありません。

 

中には自分一人で頑張れる子どももいますが、そのような子は塾に行かないでも結果を出します

 

ちなみに、反抗期のこどもや多感な時期の子どもの場合、塾のことで話をすること自体が難しい、という場合もあります。

根掘り葉掘り聞かれるのが、嫌な子どももいます。

 

上の過去記事で、そんな場合の方法も書いてありますので、ご一読ください。

 

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2.子どもが頑張っているのに結果が出ないことに文句を言う

 

親の気持ちも分かるのですが、子どもが頑張っている時は、文句を言うのをグッとこらえましょう

 

大人でも、頑張っている時に怒られたら、全部投げ出したくなりますよね?

 

でも、子どものケツを叩かなきゃいけない時はあるんじゃない?

 

ケツ・・・。

コホン。

 

そうですね。発破をかけないといけない時はあります。

 

頑張っているかどうかも、見た目では分からない時もあるし、どうしたらいいの?

 

だからこそ、一つ目で説明したように、常日頃から子どもに接することが重要になるんです。

 

子どもの僅かな変化を見抜くためにも、分かった気にならないで、ちゃんとコミュニケーションを取ることが大事です。

 

なるほど!

 

それによって、子どもが頑張っているかどうか。

あるいは、頑張っているけれども叱咤した方が良いかどうかが、分かります。

 

基本的には、子どもが頑張っているのに結果が出ない時は、優しくしてあげましょう

 

3.結果が出ないなら塾や習い事を辞めさせると脅す

 

脅すなんて、もってのほかです。

 

脅すって言い方悪くない?

 

親からしたら、「辞めたくないなら、それを切っ掛けにもっと頑張ってほしい」という気持ちがあります。

 

もちろんそれは分かりますが、それは大人の視点です。

 

子どもの気持ちになってみてください。

とても辛いものがあります。

 

子どもの気持ちなんて、だいたい分かるんじゃない?みんな昔は子どもだったし

 

そういう人は、だいたい分かってません!

 

分かりやすく大人でたとえてみましょう。

 

会社勤めをしていて、なかなか結果が出せない時。

そんな時に上司から「次また結果が出せなかったら辞めてもらう」と言われたら、どうですか?

 

う・・・キツイね

 

それで「よーし!クビにならないように頑張ろう!」と思える人が、どれだけいるでしょう。

 

まぁやるしかないから、やるんじゃない?

 

それではできても、せいぜいクビにならない程度しか結果は出ません

最高の結果は出ないんです。

 

同じことが、子ども視点の塾や習い事でも言えます。

 

じゃあ、どうしたらいいの?

 

脅しではいけません。

少しだけ教育論になりますが、どこまでいっても褒めることが一番です。

 

先哲の言葉で「褒められれば命をかけてもよいほどの気持ちになる」という金言もあります。

 

子どもを脅せば最低限の結果になることが、褒めれば最大限の結果が出るようになります。

 

叱るより、褒めるか。大事なことだね

 

もちろん、叱るところは叱らないといけませんよ。

褒めるところも、おためごかしではなく、しっかりと的を射た褒め方にしてください。

 

そのためには、親もちゃんと子どもに向き合わないと、いけませんね。

 


 

中国の故事に「士は己を知る者の為に死す。女は己を説ぶ者の為に容る」とあります。

 

「男の人は自分の理解者のために命を懸け、女の人は自分を好きな人のためにお洒落をする」という意味です。

 

直接的な意味は違いますが、教育や勉強に当てはめて考えることができますね。

 

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最適な塾のクラスを選ぶ方法

 

どのクラスに行かせたらよいか悩まれる親御さんも多いです。

 

子どもの性格にもよりますが、大多数の子どもに当てはまるオススメを紹介します(途中編入の場合)。

 

塾でのクラス編入の目安
  • 子どもが平均より少し上になる
  • 子どもよりもそこそこ学力が高い友達がいる

 

まず一つ目。

子どもが平均より少し上に位置するクラスに、入れてあげましょう。

 

平均より少し上に位置する?

 

平均より下だと、子どものやる気がなくなってしまいますからね。

多少の自尊心を満たしてあげるのが、やる気を出させるコツです。

 

自尊心を満たすって、そんなこと考える親ってなんか嫌だよっ!

 

もう一つ。

子どもよりそこそこ上の学力を持った友達がいるクラスに、入れてあげましょう。

 

子どもより上?

 

説明しますね。

塾って、友達がいることも大きなメリットなんです。

 

勉強でもスポーツでもなんでも、刺激になる友人やライバルがいると、もっともっと成長できます

 

切磋琢磨ってやつだね!

 

「あいつが頑張っているから、俺ももう少しだけ頑張ろう」

 

こんな経験は誰にでもあると思います。

 

その、あとひと踏ん張りをさせるために、子どもよりそこそこ上の学力を持った友達がいるクラスに入れてあげるんです。

 

なるほど!

 

ただし、あまりにも学力に違いがあると、子どものやる気がなくなってしまいます。

なのでそこそこ上の学力の友達が大事です。

 

ちなみに、嫌いな相手だとやる気がなくなる可能性もあります。

友達限定で考えましょう。

 

色々考えるんだなぁ

 

つまり

  • 子どもが平均より少し上
  • 子どもよりもそこそこ学力が高い友達がいる

 

この条件を満たすクラスに入れるとよいわけです。

 

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まとめ

 

今回のポイント
  1. 子どもへの関わり方で、やってはいけないことに気を付けよう
  2. 子どもに最適な塾のクラスを見つけよう

 

『塾の有効活用方法(大人編)』についてお分かりいただけたでしょうか?

 

よく分かったよ!アレコレ考えて、まるで軍師みたいだね!

 

全ては子どもに成長してもらいたいがためです。

大人も頑張らないといけませんね!

 

よーし、僕も頑張って軍師になるぞー!!

 

あれ?そんな話でしたっけ?

 

以上

「塾の有効活用法(大人編)~最適な塾のクラスを選ぶコツ~」