石川啄木の「初めて見たる小樽」を朗読~北海道愛を語ろう!
YouTubeに新たに【名作小説朗読】動画を3本投稿したので、投稿後の反応と北海道愛について書き記します。
初めて見たる小樽(前編)
どんな作品?
石川啄木の『初めてみたる小樽』は、啄木の自叙伝の一種です。
前半は文明についての考察を語り、後半は啄木自身の北海道に来てからの道程(函館~札幌~小樽)が書かれ、小樽人の気質を賛美します。
まずは前半部分だけの朗読動画を公開しました。
動画公開後の分析
動画がこちらです。
1日2回のペースで再生されています。
石川啄木がそんなに検索されるイメージがありませんので、よく再生されている方だと思います。
クリック率
分析では「インプレッション」に対する「クリック率」は2.5%と、まずまずの数値になっています。
札幌市民の私からすると小樽運河は見慣れていますが、道民でもなければ珍しい画像ですもんね。
視聴者維持率
実際に見た人の「視聴者維持率」は、31.4%で、私の動画の中では低い数値になっています。
この動画は作品の前半部分で、啄木が政治的な、あるいは哲学的なことを語っている場面なので、朗読を楽しみにしている方からしたら、そんなに面白くないかも知れません。
初めて見たる小樽(後編)
動画がこちらです。
上の『初めて見たる小樽(前編)』の2日後に公開しました。
1日3回のペースで再生されています。
前編より再生回数が多くなっていますが、同じ方が何回か聞かれているようです。
クリック率
分析では「インプレッション」に対する「クリック率」は1.8%と、前編より低い数値になっています。
タイトルに(後編)と書いてあるので、クリック率が下がるのもやむなしです。
視聴者維持率
実際に見た人の「視聴者維持率」は、20.3%と低い数値になっています。
後編と知らずに再生して、ちょっと聞いてやめた方もいそうですね。
初めて見たる小樽(まとめ)
2回に分けて公開した動画を、1本にまとめた動画がこちらです。
公開して間もないので、分析はまだできません。
石川啄木
北海道が好き
私は道民なので、啄木が北海道を愛してくれて嬉しい限りです。
啄木の詩も小説も、私が読んでいる物以外に、他にたくさんあります。
しかしついつい、啄木が北海道に滞在した時に感じたことを書いてある自伝を、読んでしまうことが多くなっています。
以前朗読したこの動画も同じです。
啄木は、函館が内地とあまり変わらない印象を受けたようです。
直線距離で言えば、札幌よりも遥かに青森に近いですからね。
しかし札幌もお気に召さなかったご様子。
そんな啄木が好きになったのは、進取の気性に富んだ小樽です。
自身を流浪人と言うとおり、常に新天地を求める姿勢が啄木に合っていたのでしょう。
動画サムネイル~小樽運河の画像
道民も北海道が大好き
現在では札幌から小樽まで、車を1時間も走らせれば、あっという間に着きます。
北海道民の感覚では、電車で1駅くらいの近場のようなものです。
それは言い過ぎか。
札幌中心部~小樽は1時間もあれば着く
啄木は小樽以外は気に入らなかったようですが、そんなことは関係ありません。
小樽を好きになってくれただけで十分です。
北海道の人は、地元愛というか、北海道愛が強いです。
札幌から車で4~5時間かかる函館でも、釧路でも、好きと言ってもらえれば非常に嬉しくなります。
札幌~釧路は高速に乗って4時間
同じように東京から300km走ると名古屋や仙台近くまで行きますが、関東の人は東海や東北が地元だとは思いませんよね。
道民は普通の日本人の感覚とかけ離れているのは間違いありません(笑)。
札幌~釧路より、東京~福島の方が近い
まとめ
最後はなぜか北海道愛を語ってしまいました。
石川啄木も私から見れば、同じく北海道に住んだ先輩です。
尊敬すべき偉大な先人です。
今後も、可能な限り石川啄木の小説を朗読していきます!
いずれは、詩も読みたいですね!
以上
「石川啄木の「初めて見たる小樽」を朗読~北海道愛を語ろう!」でした♪